コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
学園長室前の廊下にいた
現イグニハイド寮長 パニク・ゾウリンと
同じく 現イグニハイド副寮長
ドゥルール・ゾウリンは学園長に
用があるようだ
学園長<ディア・クロウリー>
こんな時間になんでしょう?
どうぞ入ってください
双子<ゾウリン兄弟>
はい…学園長失礼します
学園長<ディア・クロウリー>
それでゾウリン君達私に何か用ですか?
こんな夜中に来たのですから何かあるの
でしょう?
現寮長<パニク・ゾウリン>
はい学園長…実は寮長の座をイデアに
渡したいんです
現副寮長<ドゥルール・ゾウリン>
つまり俺達はイデアが寮長になる為の
手続きをして貰いに来たんだ
学園長<ディア・クロウリー>
でも貴方確か留年になるんですよね?
だからそんな手続きを今しなくても
来年するから今は必要ないはずですよ?
現寮長<パニク・ゾウリン>
僕らもそろそろ寮長…副寮長を引退
したいんです…どうか手続きをして
くれませんかね?
学園長<ディア・クロウリー>
う~ん?分かりました…手続きをして
おきます…今まで寮長…副寮長としての
業務お疲れさまでした…これから
貴方達の手を借りたい時になりました ら
手伝って欲しいです…その時はよろしく
お願いしますね?ゾウリン君達ニコッ
此処はイグニハイド寮長室にて
珍しくトップ双子が揃っていて…寮長は
寮長席に座り…副寮長は隣に立っている
ガチャッと扉が開き…双子が待っていた
招いた者が姿を表した
<イデア・シュラウド>
パニク…ドゥルール急に何?いつもは
寮長室に呼んでないのに何で呼んだの?
<パニク・ゾウリン>
嗚呼イデア…いえイデア様私達は
もう寮長…副寮長ではございません
これからは貴方が寮長です…今日
学園長に手続きをしてもらいました
<イデア・シュラウド >
ハッ!?今なんて!?いや 一体
どういうこと? 今まで一言も
言わなかったのに何で今になって
本人の許可も取ってないのに勝手に
やっているのか!理解に 苦しみますわ!
パニク!
頭の青い炎が赤くなりかけてる者に
彼は首を傾け…シャラン…と両耳に
飾られた…サファイアのピアスが揺れた
<パニク・ゾウリン>
イデア様…僕も今年で三年生に
なりましたし…そろそろこの座を降りて
イデア様にに渡してもいい頃だと判断
しましたのでこのような行動を取らせて
頂きました… それに今の貴方なら
王《寮長》としての素質がありますので
ドゥルールと共に学園長室に出向き
手続き進めてしまいました
<イデア・シュラウド>
まぁパニクに後継者として認めて
くれるのは嬉しいですけど…突然
言われても…それにパニクは留年になる
のに…拙者には 身が重すぎるのでは? 』
<イデア・シュラウド>
ハァー…僕はイデア様の…僕以上の
ネットの強さ…寮内でのチームワーク
僕と同等か超えたイデア様の魔法工学を
感じ…僕以上に成長したので貴方こそが
寮長に相応しい
<イデア・シュラウド>
まぁパニクにそこまで評価されたら
“仕方ないですわ許しますよ”としか
言えませんわ… 分かったんでこれからは
僕が寮長として よろしくお願いしますわ
パニク
<パニク・ゾウリン>
はいそれでは寮長として
よろしくお願いします…イデア様
その部屋からは彼らの笑い声が聞こえた
7つの寮の一つ…『死の国の王の勤勉な
精神に基づく寮…イグニハイド』
そこから新たな光…新たな寮長が
誕生したのであった…これで何か
欠けたピースが全てはまったよう