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「あーっはっはっは!!!!!!乾杯ィィィ!!!!!」
大好きなカムイちゃんをギッタギタのボッコボコにわからせることが出来て上機嫌な ギンジローちゃん。
世界各国から取り寄せたありとあらゆる美酒をドリンクバーのように混ぜ合わせて ぐびぐびと呑んでいました。
かよわい人間さんが飲んだらアルコールの
取りすぎで余裕で死にます。
ですがギンジローちゃんは クマなのでセーフです。
「すいやせんねぇ、ボス……。俺まで祝勝会に呼んでもらってぇ……。 」
《試される大地》の網走どーぶつ園の檻から
リモートで祝勝会に参加しているしょんぼり
ベアーのカニドーラクは飼育員のおにーさん
からもらったカニをタバコのように加えて言いました。
「なァにいってんのよー。わからせ団を
辞めてもこうして時々皆で呑めばいいじゃない。」
ギンジローちゃんはカムイちゃんの厄介ファンで自分のことをカムイちゃんの妹だと思っている精神異常者である以外はわりとまとも
で良識的なベアーでした。
「ピピ…ピピ…充電率20%….30%….40%
…..。」
ロボくんは充電中です。
「あんたもよくやったわー!!!!ロボー!!!!
あんたが今回のMVPよーー!!!!!」
そうやってギンジローちゃんはロボくんに
抱きつきホッペをペロペロしました。
「ピピッ….!!?ピピ…..!!!!
充電……10000%!!!!!」
ロボくんが大爆発しました。
よかったですね。
「でもあっさりすぎてつまんなかったっす。
あークソ不完全燃焼……。」
レイニーが右腕でこめかみをガリガリしながらロボくんお手製叡知の結晶プロテインをガブガブ呑んでおりました。
「安心なさい、おねえちゃんはまた私たち
に挑みにくるわ。」
祝勝パーティーで狂乱する下っ端ベアー
たちを見渡しながらギンジローちゃんは
言いました。
「だっておねえちゃんは、わたしのおねえちゃんだもの。」
はてさて、カムイちゃんはまたリトライできるのか、それとも一生負けクマ のままなのか。
これは見ものですね。