テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
mb × rd mb × pn 有
pn「それでさ〜〜」
mb「うんうん」
がら ッ ヾ
pn「あ ッ らっだぁ 〜〜 !!」
教室の扉を開けると俺の好きな彼がいた。
彼は俺に気づくなり笑顔で手を振ってくれた。
rd「あれ、まだ帰ってなかったの?」
pn「うん !! らっだぁの事待ってた !!」
rd「え〜いいのに … ありがとう」
mb「ぺいんとの話まじでおもろ 笑ヾ」
pn「まじ? 笑ヾ」
pn「それで 〜〜 …」
rd「 … 」
俺とぺいんとはいつも一緒に行動していて週末も遊ぶくらいの仲だった。
ぺいんとはクラスのみんなから好かれていて、まさにムードメーカーのような存在。
もちろん俺の好意になんか気づいてないし俺の一方的な思いに過ぎない。
それでも好きなものは好きだからこうやって目の前で別の人と楽しそうに話していたらムカつく。
俺がクラスメイトをじっと見ていたら彼らはその視線に気づいて焦ったようにぺいんとの話を遮って話し始めた。
mb「ごめん !! 俺ら今日カフェ行く予定があって … 」
mb「そうなの !! だからまた今度聞かせて?」
pn「そっかぁ … わかった !!」
pn「ストーリー上げてね 〜〜 !!」
mb「うん … !! じゃあまたね !!」
mb「ら .. らっだぁくんも またね 、」
rd「はーい、楽しんで〜 」
できる限りの笑顔を作って軽く手を振る。
彼らは足早に教室から出ていった。
pnside
がら ッ ヾ
mb「ぺいんと !! おはよ 〜 !!」
pn「おはよ 〜〜 !!」
mb「あれ、らっだぁくんと一緒じゃないの?」
pn「らっだぁ寝坊してさ 笑ヾ」
mb「珍しいね 笑ヾ」
pn「それな 笑ヾ」
がら ッ ヾ
rd「 … 」
mb「らっだぁくんノーセットじゃん !!」
mb「えやばいかっこいい …」
mb「声かけてみる?」
mb「行こ行こ !!」
らっだぁが教室に入ってくるなりクラスの女子はコソコソとそんな話をしていた。
らっだぁ眠そうな顔してんな 〜 何時まで起きてたんだろ昨日
電話したあとも起きてたのかな …
mb「らっだぁくん .. !! おはよ !!」
rd「ん … はよ 、」
mb「あ、あの、らっだぁくん」
mb「放課後ここのお店一緒に _ 」
pn「らっだぁ 〜〜 !!」
rd「ぺいんと、おはよ」
rd「朝から元気だね … 笑ヾ」
話すのはいいけど放課後誘うのはダメ。
らっだぁは俺のだから。俺に無断で俺とらっだぁの時間を奪おうとしないで。
でも俺、顔に出やすいからもしかしたら好きなのバレてるかな …
いや、でも大丈夫、俺いつも通りだしまさか嫉妬してるなんか思ってないっしょ
そもそも俺の気持ちにも気づいてくれないし…
まぁ気づいて関係が悪くなるよりはいいのかな
pn「あ、ごめーん話してた?」
mb「あ ッ うん …」
pn「ごめん邪魔して !!」
pn「らっだぁってば “昨日の夜俺に電話かけてきた” んだよ 笑ヾ」
mb「そうなんだ …」
rd「ちょ、抱きついてこないで …」
pn「へへ 笑ヾ」
rd「ほんといっつもハグしてくるじゃん」
pn「らっだぁがいるのが悪い」
rd「も〜なんなの 笑ヾ」
バックハグなららっだぁに顔は見られないから今俺が恐らく滲み出てるであろう敵意しかない表情もバレないで済む。
mb「…わ、私たちトイレ行かない?」
mb「あ、そうしよっかぁ … 、」
タッタッタッ ヾ
クラスメイトが去って行ったのをいい事に俺はらっだぁと話す。
まぁいても話すけど。
らっだぁはクラスのみんなとすごく親しいってわけじゃない。まぁ俺は例外だけど。
でも身長高いし頭いいしイケメンだし優しいから男女問わずめっちゃモテる。
それが嫌だ。らっだぁ近づかないで欲しい 。
mb「らっだぁ見てこれ」
rd「えッなにそれ 笑ヾ」
rd「ぺいんとちょっと来て〜」
pn「なに?」
rd「見てこれ 」
mb「いくよ?」
pn「知ってるこれ !! 笑ヾ」
rd「やっぱり? 笑ヾ」
pn「知ってたのかよ 笑ヾ」
rd「うん、ぺいんと好きそうだと思ってた」
pn「分かってんじゃん」
mb「お前らほんと仲良いよな」
pn「そりゃあもちろん !!」
mb「付き合ってるって言われても違和感ないよね 笑ヾ」
rd「やば、うける」
pn「らっだぁくーんなんつって 笑ヾ」
rd「ぺいんとちゃーん」
pn「えッ俺彼女 ?!」
mb「いいじゃん 笑ヾ」
rd「じゃあ俺ら予定あるから」
pn「またね〜〜 !!」
mb「じゃーね」
がら っ ヾ
mb「あいつらおもろいよなぁ ..」
mb「それな」
mb「2人ともあんな分かりやすいのにお互い気づいてないとか」
mb「付き合うのも時間の問題だね」
pnside
pn「あの2人面白いね 笑ヾ」
rd「ね」
mb「すみませーん」
pn「はい?」
mb「ちょっとお願いがあって …」
pn「なんですか?」
rd「 … 」
mb「そこのカフェで2人でいけば安くなるらしくて〜」
mb「お兄さん良ければ一緒に _ 」
rd「あーごめんなさい」
rd「こいつ俺の彼女なんで」
mb「えッ彼女 ?!」
rd「ねぇ?」
pn「へ ッ … あ 、 ん !!」
mb「すみません !! 失礼します !!」
タッタッタッ ヾ
え .. 彼女って … は?
なんで急にそうなるの …?
pn「おいなんで彼女 _」
rd「さっきの話につられたわ〜」
pn「なんだよ 笑ヾ」
pn「まぁ俺が彼女役してやるよ」
rd「… いいねそれ」
pn「は?否定しろよ 笑ヾ」
rd「なんで 笑ヾ」
pn「え、だって嫌でしょ普通」
rd「別に」
pn「おい勘違いするから .. 」
rd「なーに勘違いって? 笑ヾ」
pn「なんでそんな俺の事好きみたいな ..」
rd「まぁ好きかもね」
pn「… は? /」
何なのこいつ … 何言ってる?
pn「ほんとに … 期待するから ッ //」
rd「てことは俺の事好きってことじゃん」
pn「いやぁ ….? 」
rd「え、違うの?」
pn「なんなの急に … 」
rd「俺は好きだけどね」
pn「え …. ?」
rd「俺と付き合ってよ」
pn「ほんとに言ってる … ?」
rd「冗談で言うわけないじゃん」
rd「返事は?」
pn「よろしくお願いします …/」
rd「… !! ヾ」
pn「ちょ、抱きつかないで …//」
rd「かわいいね」
リクエストください
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡1000 💬1