注意!
・ノベル初心者!
・捏造!
・花龍列車ネタバレアリ!
・nmmn作品!
・なんでも許せる方向け
・名前や企画名など使用しておりますが、ご本人様方には一切関係ございません。
・参考元 wt様🌸🐉
【探し物】
kn「……」
今日も俺は見つかるのかもわからない弟を探す。
今、シャークんは生きているのだろうか。
痛い思いに遭っていないだろうか。
数々の心配を頭の中に巡らせる。
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shk「あれ…?俺の髪留めどこいった…?」
今日の朝、俺の長い髪をまとめる為の髪留めを失くした。
正直、あれが無いと困る。
今、どこに髪留めがあるのだろうか。
捨てられてはいないだろうか。
ちょっとした不安を頭に過ぎらせる。
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kn「手がかり…無いな…」
夜。自室で仕事を終わらせ、頭の中で1日の回想を巡らせ、何が手がかりが無いかと長考する。
そもそも、シャークんがさらわれたのは幼少期だから今となっては姿もだいぶ違うかもしれない。
今シャークんは笑っているのだろうか…。
幼少期の記憶に思いを馳せる。
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shk「やっぱどこにもないなぁ…」
少し時間がたった。同僚にも相談し、最後にどこに置いたかを思い出そうとし、1つの髪留めのために探し回る。
まず、髪留めを使い始めたのは少し前のことだから今でもまだ使い慣れてない。
今兄ちゃんがこの髪見たら何て言うだろうか
幼少期の記憶を駆け巡る。
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kn「白虎から直接聞きだすしかない…」
俺の出した結論だった。
聞いたところによると、白虎は牙の首飾りをしているらしい。
そいつを見つけて、どうにか弟の居場所を吐かせるしかない。
そうすれば、シャークんを連れ戻せる。
やっと、昔通り幸せな日が来る。
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shk「あ!あそこに置いたかも!」
俺がやっと思い出した記憶だった。
昨日の俺は牙の首飾りを大事に棚にしまった。その後、髪留めをその下の段に置いていたらしい。
そいつを早く回収して、早く同僚のところへ 戻らないと。
そうすれば、もう長い髪を振り払う必要も無い。
やっと、いつも通りの視界になる。
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俺が鉄砲を持ち、アジト内で白虎を探していると、長い髪三つ編みをなびかせた男が通った。
よく見れば…そいつは牙の首飾りを下げていた。
kn「…!」
やっとだ。
この時を待ちわびていた。
…俺は白虎に向かい一発発砲した。
shk「ッ!?」
その銃弾は白虎の心臓を貫いた。
だが、白虎が倒れる瞬間に見えた顔…。
それは紛れもなくシャークんの顔だった。
kn「!?」
俺は自分自身の弟を撃ってしまったと、その場で絶望した。
kn「シャークん…!」ポロポロ…
涙が込み上げてくる。
なんと言えばいいのだろう…。
謝ってももう間に合わないことだって分かってるはずなのに。
頭がうまく回らない俺にあいつは…
shk「兄ちゃん…会えて嬉しいよ…」ポロポロ…
そんなことを言ってくれる。
これは互いの探し物が見つかった日だった
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