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眼。(🟦、🏺)

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眼。(🟦、🏺)

1 - 第1話

♥

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2025年11月17日

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何でも許せる方向け・出てくる全てのこと、物、人に関係なし


・ド捏造

・若干シリアス?

・微グロ?

・短い

・CP表現なし




















































































































































上全て理解出来た方のみお読み下さい。



刺身を食べる青井とつぼ浦の話。







ガラスをすぅっと指の腹で撫でる。鯛と眼が合って、にこりと微笑みかける。

鯛は少しだけ眼で指を追って、興味無さげに左へと泳いで行った。

『大将さん、この生簀にいる鯛捌いてもらったり出来ますか?』

「あいよ。」

ザバり、鯛は水から上げられて苦しい様だった。

「アオセン…サイコパスか?」

『え?なんで?』

「いや…アオセンこの鯛可愛いって言ってたろさっき。」

『あー、言ったね。…初めから可愛いって気持ちと食べたいって気持ちが両方あったんだよ。で、可愛いのずっと見てたいって気持ちより、今食べたいって気持ちが上回ったんだと思う。多分。』

ぐるりと天井を見回して、そういえば明後日重要な会議がある事を思い出した。あー、思い出したくなかった。

「多分かよ。自分のことなのに?」

『多分だよ。自分のことだから。』

明後日の方向を見ていた青井は、左にいるつぼ浦の目を見る。

『じゃあさ、お前は自分の気持ち全部言葉に出来んの?無理でしょ、無理だよ。』

「勝手に決めつけんなよ…。まぁでも全てを語源化すんのはムズいか。」

『そうだよ。』

「興味引こうとしたのに無視されたから腹いせで刺身にしてもらったのかと思ったぜ。」

『え、刺身なの。』

「ぼーっとしてる間に俺が頼んだ。」

『俺ぼーっとしてた?』

「おう。刺身好きだろ?」

『まぁね。』

ことっと無言で置かれた鯛の刺身。律儀につぼ浦は礼を言って受け取る。

「おー!うまそー!」

『さっき俺にサイコパスだなんだ言ってきたのに…』

「それはそれこれはこれっすよ。てかアオセンは構った後に刺身にしたからサイコパスなんだよ。」

『えー、、まぁいいや。取り敢えず食べよ。』

「うす。」

ちらりと皿に盛られている鯛の頭部を見つめた。

ギョロリと恨みがましくこちらを見ているような気がした。

なんとなく、行儀悪く鯛の眼に箸を刺した。

「うぇ!?なにやってんすか!」

『いや……なんか。なんとなく。』

「えぇ〜…目玉食べるタイプすか?これ焼いてねぇからあんまり良くないぞ。」

『んーん。食べないよ。』

「じゃあなんで尚更…いやもういいや。その箸拭くか新しいの貰ってくださいよ。」

『拭くわ。』


眼玉を刺した事実を無くすように丁寧に拭った。


凹んだ眼玉にこちらを見る気力はもう無いようだった。


ちょっとだけ心の中でほくそ笑んで、鯛の体を美味しく食べた。


あー、明後日の会議やだなぁ。






眼。ー終ー

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