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wnru
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「っ、し…」
コントローラーを置くと同時に画面に表示される『WIN』という文字。
時計を見るとゲームを始めてから2時間ほど経っているようだった。
「そろそろ終わるか…」
「おー!!ロウくん勝ったの!?おめでと〜!」
「ぅおっ!?」
急に後ろからウェンの声が聞こえ、手に持っていたイヤホンを落としてしまう。
「お、ま、居たのかよ…」
「え〜酷くない?ずーっと後ろで見てたんだけど」
「いや声かけろよ」
「かけたよぉ〜気づかなかったのロウくんじゃん」
少し呆れたように肩を落とすウェン。
しかしそんな顔をしたのも一瞬で、次の瞬間には口角を上げてニヤリと笑った。
その笑顔を見て背筋が少し冷たくなる。
「…何変な顔してんだよ」
「変な顔って酷くない!?…まぁいいや、僕ちょっとやりたいことがあってさ?」
耳たぶにウェンの指が触れ、びくりと体が震える。
「っ、ちょ、なんだよ…」
「ローションガーゼ、って…知ってる?」
耳に入ってきたのは全く聞いたことのない言葉。
ローションガーゼ?何だそれ。
「いや、知らねぇけど」
「あ、やっぱ知らないんだ〜!まぁずっと部屋に籠もってゲームしてたら世間知らずにもなるよねぇ」
「相変わらず火力たけぇなおい」
少し睨んでやると、全く反省していないであろう声色でごめ〜ん、と謝るウェン。
いや、そんなことはどうでもいいんだ。言葉だけ知ったはいいが内容が全く分からない。
「でさ、ウェン?その…ローションガーゼ?ってのは何?」
「うーんとねぇ、簡単に言うとガーゼをローションに浸けるんだよ」
「ほんとにそのまんまだな…てかそれやってどうなるんだよ」
「それだけじゃないってぇ〜!で、その浸したガーゼを…」
口角を緩く持ち上げながらじりじりと近づいてくる。
さっきよりも背筋が冷たくなる。ゆっくりと後ずさると足に軽い衝撃が走った。
振り向くとすぐ近くにはベッド。
やばい、と思った瞬間にはもうウェンに押し倒されていた。
「っ、てめぇ…!」
「そんな怒んないでよ〜…まぁ、それでね?」
そう言うとウェンは俺のモノにゆっくりと指を這わせる。
「ん゛っ、ちょ…」
「そのガーゼを、これに当てるんだよ」
にっこりと笑ってそう言ったウェン。
いつもはこういう顔のとき何かしら良くない事が起こる。
とはいえ、正直今回はそれだけか?といった感情しか出てこない。
「ん?ロウくん何その顔?」
「いや、だって…それだけ?」
「それだけ、って?」
「その…何かもっと、やべぇやつだと思ってたから」
内容が分かったとしてもやる意味が分からない。
ガーゼをローションに浸してモノに当てる?それが何だっていうんだ。
どうせ何もならないだろうし…。
「…あのさ、そのローションガーゼってやつ…お前がやりたいならやれば?」
「っえ、いいの?」
「別にいいよ、やる意味はよく分かんねぇけど」
「…ふーん、そっかぁ……じゃあ遠慮なくやらせてもらおうかな!」
そう言うと同時にウェンは俺の上から退く。
「ぇ?ちょ、ウェン?」
「んー?何?」
「やらねぇの?」
「やるに決まってんでしょ〜!これは座ってやったほうがやりやすいの!」
ベッドから降りるウェンを横目に俺もゆっくりと起き上がる。
「ちょっと待ってて〜!準備してくる!」
「あ、おう…」
ガチャンと扉が閉まり部屋に一人取り残される。
もしかして、そういう系ではない、のか…?
座ってやったことなんてないからよく分からない。
「ま、とりあえず待つか…」
「お待たせロウきゅーん!」
「ロウきゅんって呼ぶな」
「徹底してんね〜」
5分ほど経った頃、ウェンは液体がたっぷり入った桶と1枚のガーゼを持って部屋に入ってきた。
あの液体がローションだろうか。
たぷたぷと揺れていて今にもこぼれそうだ。
「お前、多くね…?」
「んー?そんなことないよぉ」
俺が座っているベッドにガーゼを持って乗り、桶をその横に置く。
そのガーゼはびちゃびちゃに濡れていた。
「ほらロウくん、脱いで?」
「あ、え?」
「ん?」
「…何でもない、下だけでいいよな?」
そう尋ねると笑顔で頷かれる。
座ってするとか言ってたから違うと思ってたが…やっぱそういう系なのかよ。
「ん、」
下を脱いでズボンを床に投げた。
今脱いでいるのは俺だけで、見た目の差に少し恥ずかしくなってくる。
足もM字開脚でモノがむき出しになっている。何だこの羞恥プレイ。
「あれ、ロウきゅん顔赤いよ〜?どしたの?」
「っ、うるせぇなロウきゅんって呼ぶな!もういいだろ、始めろよ」
「も〜せっかちだなぁ…分かったよ」
ぴちゃりと音を立てて俺のモノにガーゼが置かれる。
その瞬間、びくりと肩が跳ねた。
冷たい。けどそれだけじゃない。
…何だ、これ。
「っん、く゛…♡」
「動かすよ?」
「っ、は!?ちょ、バカやめろ…!!」
腕を掴んで止めようとしたが、その前にウェンが手をゆっくりと動かす。
その瞬間、ビリビリと電流が流されたかのような感覚が俺を襲った。
「お゛、あ゛ぁあっ!?♡♡♡っうぇん゛、やめっ、♡♡」
「めっちゃビクビクしてんじゃん…♡」
またずり、とガーゼを動かされる。
ゆっくりとした速度。それに1回しか動かしていないというのにガクガクと腰が震える。
「ん゛ぉあ゛っ、♡♡♡♡ち゛ょ、もぉむ゛り゛…♡♡♡」
「まだ早いよぉ〜ほら、もうちょい擦ってみる?」
「っひ゛!?♡♡♡♡♡やだっ、いや゛ぁっっ♡♡♡♡」
ウェンがスピードを上げたと同時に俺のモノから白濁液が出る。
ビクビクと体が痙攣したが、お構いなしに彼は手を動かし続ける。
「お゛おぉっ!?♡♡♡♡い゛った!!♡♡いっだからぁ゛♡♡♡やぇ゛、♡♡」
「あは、ずーっと震えててかわい…でももうちょい頑張ろーね♡」
そう言うと、ウェンはガーゼをローションに浸した。
「っちょ、お前バカ…!!」
「だいじょーぶだいじょーぶ♡」
そのままモノをぐっと掴まれる。
びしゃびしゃのガーゼの感触が伝わって、また腰を震わせてイってしまう。
「ん゛んんっっ♡♡♡♡」
「ロウきゅんまたイっちゃったの〜?ほんと可愛いねぇ」
「っうるせ、ロウきゅんって呼ぶ、な゛ッッッ!?♡♡♡♡♡」
瞬間、根元を持っていたウェンの手が、先っぽまで引きずられた。それも今までで1番速く。
一瞬で脳にバチバチとした快感が走る。
「っぁ゛〜〜〜〜〜〜〜〜!?♡♡♡♡♡ぁがっ、♡♡♡♡」
強すぎる快楽。全く耐えられずに情けなく精液を垂らす。
それでも尚、体は落ち着くということを知らず震えっぱなし。
ずっとイってる感覚がする。ずっと気持ちいい、何だこれ。
「ぉ゛、♡♡♡ぁ、ひぅ゛…?♡♡」
「おっ、と…危な、大丈夫?」
その快楽に耐えられず、上半身が後ろに倒れそうになる。
ウェンに支えられて何とか姿勢を保っているが体に力が入らない。
「も゛、むり、♡♡うぇ゛ん…♡♡♡」
「んふ、可愛いねぇ…でも僕も気持ちよくなりたいな〜」
そっと上半身をベッドに降ろされる。
ウェンがズボンを下ろすとはち切れんばかりに大きくなったモノが目に入った。
「っ、ばかばかばか!しぬ!死ぬから…!!」
快感が残って力が上手く入らない。
弱々しくウェンの腕を掴んで睨んでやったが、ウェンはもっと口角を上げた。
「ロウく〜ん、それ誘ってる?僕以外にその顔しないでよね、可愛いから」
「っはぁ?お前何言っ…ぁがっ!?♡♡♡♡♡」
ズパンッ!♡♡という音とともに腹の奥が圧迫される。
かは、と息が漏れた。
全身を震わせる俺をよそにウェンは激しく腰を振る。
「ぉあ゛ぁぁあっ♡♡♡♡っやめ、い゛っちゃう♡♡ひ゛、ぅ゛〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡♡」
「ロウくんずっとビクビクしてない?」
そう言うと同時にウェンはにやりと笑う。
嫌な予感がする。
そうしている間にもどんどんと顔が近づき、やっと止まったと思えば俺の顔にウェンの髪が触れていた。
ゆらゆらと揺れていて少し擽ったい。
「もしかしてさぁ…ずーっとメスイキしてる?この淫乱メス狼♡」
「ひ゛っ!?♡♡♡♡♡ぉあ゛ッッッ♡♡♡」
「ぁは…♡」
突然耳元で囁かれ、まるでスタンガンを当てられたかのような感覚が走る。
入る言葉も息も、全てが快楽の材料に変換されてしまう。
「こやろうえっちで可愛いね〜ほらもっと頑張って♡」
「ぁ゛!?♡♡♡♡んぉ゛っ♡♡♡、やだ、もぉやだぁッッッ♡♡♡、あ゛へ♡♡♡♡♡」
「んは、マジでえろすぎ…♡♡」
俺のナカに腰を打ち付けるウェン。
ぐちゅ♡ぶちゅ♡と空気の混じった音が耳に入る度、それすらも快楽と捉えて腰が揺れる。
「あ、そーだ♡これも…」
「っ、ぇ…?」
ウェンが手を伸ばした先を見ると、そこにはびちゃびちゃに濡れているガーゼ。
見るだけでさっきの狂うほどの快楽を思い出し、背筋が凍る。
「っやだ、!やめて、ほんとにむり゛!!ぃや゛…!」
「も〜駄々こねないの、赤ちゃんじゃないんだから」
「っいやだっ、いっ…お゛っ!?!?♡♡♡♡♡」
またさっきと同じ快楽が襲う。
いや、ウェンに挿れられているからそれ以上かもしれない。
強すぎる快楽で壊れそうだ。
…だというのに、ウェンはごちゅごちゅ♡と奥を突きながら腰を振ってきた。
「はぎゅッッッ!?!?♡♡♡♡♡ぉ゛、がぁぁあ゛っっ♡♡♡♡」
「ぅわ、締め付けやば…♡」
腰を振りながらまた俺のモノをガーゼで擦る。
今までとは比べようもない快楽に脳が揺れるのを感じた。
「ぉごっ!?♡♡♡♡んお゛っっ゛♡♡♡、〜〜〜〜〜〜〜ッッ♡♡♡♡♡」
「ロウくんだいじょーぶ?喋れる?」
「っお゛♡♡♡♡、もうむり゛っ、こわれるぅ゛ッッッッ♡♡♡♡♡♡」
「んふ、壊れたら僕がちゃーんと面倒見てあげますからね〜♡」
ぐっと強く腰を掴まれる。
それすら気持ちよくてビクンッと痙攣したが、ウェンはずるずると腰を引いた。
「ねぇ、このまま奥に挿れたらどこまで入るかな?♡」
「っ!?むり゛!!ほんとにこわれるから…っ!!」
逃げようとして腰を後ろに引くが、ウェンに掴まれていてそれすらままならない。
ぁ、ゃ、と情けない声が漏れる。
ぐぽんっっっ♡♡♡
「おご〜〜〜…っ!?!?♡♡♡♡♡ぇ゛うっ♡♡♡♡ひ゛、ぉあ゛…!?♡♡♡♡♡」
「ぇ、結腸入ったのぉ…?♡♡」
ウェンが興奮した表情で何かを呟いているが、もう脳が処理できない。
ただ行き過ぎた快感を拾うだけ。
腰を振られるたびにぐぽっ♡ぐぽっ♡と音が鳴り、口から涎が垂れる。
「ぁがっ〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡♡い゛くっ、♡♡♡ずっとい゛ってうから゛ぁ゛っっ♡♡♡♡♡」
「っぐ…やば、僕もイく…」
ウェンが髪をかき上げ、余裕のない表情が見える。
俺の顔にぽたぽたと水滴が落ちるが、もう汗なのか何なのか分からない。
「ひ゛ぉっ、ぁあ゛あっっ♡♡♡ぉ゛、が〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡♡っまた、また゛いく゛っ♡♡♡♡」
「っ、ロウくん、出すよっ……!!」
「きて゛ぇっ♡♡♡♡っはやく、せーえき゛ほしっ……ッッ♡♡♡♡」
「っぐ、イっ゛……〜〜〜〜〜ッッ!」
「あ゛、あつ゛っ♡♡♡ぃく゛、いっしょに゛いく゛っっ゛♡♡♡♡♡」
ナカが熱い。
快楽と熱さが同時に来ておかしくなりそうだ。少しでも逃れようとビクビクと腰を仰け反らせた。
「っは、はぁっ、しぬ……」
「流石にあっついねぇ…折角だしもっかいやる?」
「おまっ、殺す気か…!?」
「あは、じょーだんじょーだん!ほら寝てていいよ」
大きくてゴツゴツとした、でも優しい手が俺の目を塞ぐ。
暗くなった視界が眠気を誘い、そのままゆっくりと目を閉じた。