コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
こんにちは、お昼に失礼します楓です
深夜にtr×nsmだしました。珍しいですよね、楓があの時間にだすの
今作はnsmさん視点オンリーでした。前作のtr×nsmはtr視点がメインだったので対になっている気がしますよね
今作と前作は同世界軸のお話でしたが、続きものではないので、どちらも読んでいないと楽しめないという訳ではなく単体でもおいしいです
今作は3000文字と楓の中では短いのですが、書きたいことを全て入れられて満足です。いつもは欲張って入れたいものは全部入れていくので長くなりがちです。今作が、長くならなかったのは、楓が頑張ったからかな?表現とかをこってこての情報量で書いてしまうのが私なんですが、さすがにくどいよなー。あっさりさせんとなーと思って今作はあっさりにしました。まだくどいですかね?
さっき、単体でもおいしいですよーと言いましたが、後書きは前作との繋がりがないといけないです!なので後書きを読んでくださる方は前作も必読です
前作と今作には、共通する要素と対になる要素がちりばめられています。皆さん気付かれましたか?わかりやすいのはエアコンのリモコンの要素ですよね。途中でエアコンの温度を下げるためにリモコンをさわると画面がひかったという共通の要素です。今作では重要なシーンではありませんが、前作ではtrが今作ではnsmさんが温度を下げています。それも人物が対になってますねー。一つ目の要素でした
前作と今作はどちらも本番がないバニラセックスです。共通の要素ですね。しかもどちらもドライハンプしてます。皆さん覚えてますかね、「バニラ」っていうのはあっさりと淡泊という意味で、ゲイの間ではネガティブな意味で使われることも多いということを。まあ、でもそれは前作の話です。今作の「バニラ」は前作とは違います。世の中ではバニラアイスなどで濃厚なことを売りにしている商品も多いですよね。なので、今作の場合の「バニラ」は濃厚であることを意味としています。あっさりと濃厚。同じプレイでも場合によってはここまで変わってしまいます。そしてこれもあっさりと濃厚で対になるようにしています
あと、小ネタなんですけど今作のシチュエーションとしては「初めてのお泊りで、そういう雰囲気になった」という感じなんですよね。なのでもちろんまだあまりタチネコなどもはっきりしておらず身体の開発にも未着手の状態です。そんな状態のえっちって特別感あって好きですし、その初心感がリアルさも表現してくれてかなり好きなシチュエーションです。お互いにできるプレイがかなり限られているという制限があるなかでのえっちって初夜のシチュエーションとしてのポテンシャル高いと思います。世の中の字書きのみなさん、初夜から身体の相性ばっちりで、受けちゃんが後ろの初めての感覚に堕ちていくのも大変いいのですが、初夜はバニラで制限が多い中で二人で前だけで気持ちよくなって、恋人との特別感をたっぷり味わうっていうのも大変えっちくていいんじゃないかなと思います。それに、本番なしで二人で前だけで気持ちよくなるシチュエーションを書いたことない人も多いと思うので味変感覚でどうでしょうか?
あと、前作と今作で出てくる言葉として「日本の夏は暑い」のような言葉があります。この二つのお話の季節は真夏なんです。すると、今作と前作の間は少なくとも一年は空いているということですよね。その事実だけでおいしいですよね
ひとつのキーポイントとしてtrちゃんとnsmさんはそれぞれ「日本の夏が暑い」ということに対してどのように思っているかを比べてみて欲しいんです
じゃあまず、前作の本文のtr視点では「日本の夏がもう少し涼しかったら」というように言われています。なので、trちゃんからすると「日本の夏が暑い」ことに対してはあまりよく思っていないんです
次に、今作の本文。nsmさん視点では「蒸し暑い日本の夏に狂わされたとでも言い訳をしよう」と言われています。これは別に日本の夏が暑いことが嫌だと言っている訳ではないですし、なにかの言い訳にしようとしている訳なので好都合だと思っていそうですよね。そして、今作のnsmさん視点に関しては「日本の夏が暑いことが当たり前になったように、こんな乱れた夜も夏の間は当たり前であって欲しい」と書かれていましたね
ここからはもうほんとに答えになるんですけど、前作と今作の「日本の夏」、「夏」という言葉は特定の言葉の言い換えや比喩表現のようなものです
「日本の夏」、「夏」=「相手への愛」 です
なので、trの「日本の夏がもう少し涼しかったら」というのは「nsmへの愛がこんなに熱くなかったら」ということです。だから、前作で言い訳のように独り言のように、急に出てくることのあった「日本の夏がもう少し涼しかったら」には意味のない言葉に見えて、実は意味つまりまくってました
nsmさんの「蒸し暑い日本の夏に狂わされたとでも言い訳をしよう」は「熱過ぎる彼への愛の気持ちに狂わされたとでも言い訳をしよう」という意味になります。そして、「日本の夏が暑いことが当たり前になったように、こんな乱れた夜も夏の間は当たり前であって欲しい」は「彼への愛がおれのなかでは当たり前になってしまったように、次は愛し合っている間は乱れた夜も当たり前になって欲しい」ってニュアンスです
前作と今作では共通する要素が多いですが、それらのほとんどは見方を変えると対の要素になるようにしました
今作も前作も思いついたときから、これは書きたいとわくわくしてたので書き終えられてハッピーです。少しストーリー性があるのもいいですね
後書き終わり