ご本人様には一切関係ございません。
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ないん様、フォロワー500人おめでとうございます!
今日は休日。
仕事がないためゆっくりと起き、ゆっくりと過ごせる。
そう思ってたのに・・・。
ピピピピという機械音が部屋に中に響く。昨日アラームを切らずに寝てしまったのだろう。
それに加えてスヌーズだったのか切っても切ってもなり続ける。
俺はだんだんと覚醒していく頭の中で今日の予定などを思い出す。
確か今日は久しぶりの休みなのでないこと一緒にデートに行く日だ。
あ、だからアラームが鳴ってたのか。
俺は隣で寝ているであろう彼を起こすため布団を剥ぐ。
「は?」
つい間抜けな声が出てしまったがそれどころではない。
うちの彼女が女性になっていたのだ。
桃色に染まっている長い髪。長いまつ毛。時々聞こえる声は普段より少し高めで、ほんとに女性なのかと思ってしまう。
なにかの間違いだろう。まだ頭が完全に機能してないのだ。そう思い俺は確認のため彼の胸元を見る。
そこには女性にしかついていないふっくらとしているものが見えた。(おい)
「ほんとに女性になってもうたんか・・・?」
「んぅ・・・パチッ」
彼の瞼が開かれて、まるで宝石が入ってるようにきれいな桃色の瞳が俺を捕える。
寝起きで頭が回っていないのだろう、ないこはそのままボーっとこちらを見ている。
だんだん頭が冴えてきたのだろう。おはようとこちらに笑いかけてくる。
本人はまだ自身が女性になってるなんて知らないためすぐにベットから体を起こし、部屋を出る。
俺もないこについていく。
この家は俺とないこ以外にりうら達ともシェアハウスをしている。
この時間はもうみんな起きているだろう。俺はないこに女性になっていると教えようとしたがないこがリビングの扉を開けるのが先だった。
「おはよぉ〜・・・」
「おぉ〜、ないこおは・・・よおぉぉぉ!?」
アニキがないこの姿に思わず目を見張った。
まぁ、最初は皆そんな反応するわな。
「な、ないこ?どないしたん?その格好・・・」
「ん?どしたの?なんかあった?」
当の本人は何がなんだかわからず首を傾げる。
そんなないこの様子にアニキは俺へと視線を向ける。
俺は首を横に振り、はは・・・と苦笑いをする。
アニキはため息をつき、ないこに洗面所に行けと言う。
ないこは何がなんだかわからないままアニキの言う通り洗面所に向かう。
俺も洗面所に行こうかと動いたらアニキに捕まった。まぁ、ですよねー。
「なにあれ、なんでないこ女の子になっとるん?」
「俺もわからんのよね〜。起きたらもうなってたから。」
「まろ・・・」
「ん?」
「もしかしてだけどさ・・・見た?」
「おん、Gはあった。」
「ばかたれか!」
「あでっ!w」
「ええええええええぇぇぇぇ!?!?」
そういいアニキにチョップを食らう。
すると洗面所の方からないこの悲鳴が聞こえてくる。
その後にタッタッタとこちらに走って向かってくる音が聞こえ、ドアが壊れそうな勢いで開けられる。
それと同時にないこがこちらに走ってくる。可愛いっ!!
「ねぇ!なんか女の子になってるんだけど!なにこれ!?」
「ないこ昨日なんか変なもんでも食った?」
「え?食べてない・・・と思う・・・多分・・・おそらく・・・」
とぎれとぎれで帰ってくる答えに俺たちは(絶対なんか食べたな)と確信した。
ていうかそろそろ子供組が降りてくる時間だな・・・。
そう思っているとドアが開けられ、子供組が入ってきた。どうしたらあんなに髪が跳ねるんやろ・・・。
俺がそう呑気に考えていると子供組はないこを見るなりないこに近づいて「えっ!ないちゃん!?」と騒ぎ始める。
そんな子供組にないこはうんざりなのか俺の後ろに隠れる。バチクソ可愛いんやが。
今のないこは萌え袖状態でめっちゃかわええ・・・。
「ていうかないくん、服どうする?」
「確かに・・・。」
「僕のだったらぴったり入るかな?」
「多分ギリ無理かも。」
「りうちゃんか悠くんのほうがええんやない?」
「あ〜ちょっと持ってくるから待っててな。」
「ありがと〜。」
「え〜、ないこたんそのままでも可愛いよぉ?」
「バカ、このままじゃデート行けないでしょ。」
「はぁ、可愛いすぎ。」
「持ってきたで〜。」
「ありがと〜!じゃ、着替えてくるね〜。」
そういいリビングから出ていく。
ほんとはついていきたかったが、全力で断られた。悲しっ。
数分してドアの隙間からないこが顔を出す。
「あ、ないこどうやった?」
「あ、えと、着れるには着れるんだけど・・・」
そういいないこが出てきた。
「ちょっと胸のあたりがきつくて・・・」
そういいパーカーの胸のとこに手をやる。
もう、その動作でさえ可愛く見えてしまう。ないこの格好に思わず鼻血が出そうで手を被せる。
「あ〜、そっかぁ・・・ちなみにどんくらいあるんや?」
「あ、アニキ!?」
「いや、サイズが分からんとどの服がええかわからんのよ」
「え、あ、どんくらいだろ?基準が分からないからなぁ・・・」
「行ってみる?店に。」
「あ〜でもそっちのほうがいいかな〜」
「じゃ、じゃありうら一緒に行こ!」
「え、りうら?」
「えっ!まろじゃないの!?」
「えっと、まろの前では可愛い自分でいたいから・・・えっと、その・・・」
「んもう何この子!可愛すぎなんだけど!大好き!」
「お、私も大好きだよ?///」
「かわいい〜!!!」
「あの〜、そろそろいいですかね。」
ないことイチャイチャしてると後ろからりうらが話しかけてくる。
せっかくないこたんといちゃついてるのに・・・。
「服はどうしよう・・・」
「僕の貸すよ!多分ちょうどいいと思うよ!」
「ほとけっちありがと〜!」
「いえいえ〜!」
「じゃ、行ってくる〜」
「行ってらっしゃい!」
ないこ達を送って何をしようか考えていたとこに兄貴達がこちらに向かてくる。
「どしたん?」
「せっかく彼女が可愛くなるんだから彼氏もかっこよくならなきゃね!」
「てことで!俺たちも出かけるで〜」
「はぁ!?」
「まろはないこに「かっこいい」って言われたくないんか!」
「言われたい」(即答)
「ほな行こか〜。」
「ラジャー!」
ただ今午前10時ちょっと前、今は待ち合わせの場所でないこたんを待っているところだ。
時々女性からチラチラこちらを見られる。なにかおかしなところでもあったのかと不安になってしまう。
そう思っていると少し奥の方で人だかりができているのを見つける。なんだろ、と思い俺もそちらの方へ行く。
そこには少し大きめのシャツにロングスカート、髪型は俺の大好きなポニーテールにしていて、耳には左には青、右には桃色のピアスをつけている、とても可愛い可愛い俺の彼女がいた。
ないこはキョロキョロとあたりを見回し、俺を見つけるとパッァとまるで花が咲いたように可愛い笑顔を見せる。そのままこちらに小走りで向かい、「ごめん、待たせた?」と上目使いで聞いてくる。
その行動におれは「可愛い。」と呟いてしまう。聞こえていたのかないこの顔は赤くなっていき、「あ、ありがと。」と言った。あぁ、俺の彼女可愛すぎなんだけど。
女の子になっても、俺の彼女はかわらずずっと可愛いんだなと改めて確信しました。
「じゃ、行こっか。」
「うん!」
俺たちはそのまま遊園地に行った。
後ろで俺たちのことを話していることは知らずに。
「何あの美男美女カップル。」
「あそこだけ顔面偏差値バグってるわ。」
「俺、あの子ドタイプなんだけど。」
「やめときな、お前の顔面じゃ相手にされないよ。てか、私居るんですけど。は?一発殴ったろか?」
「すみません」
「なんか修羅場起きてて草。」
(めっちゃ駄作作ってもうた・・・すみませんないん様・・・)
コメント
4件
わあああ😭💕 参加ありがとうございます‼️ 感想はのちほど投稿させて頂きますね!