4話書きます!
読んでくれると嬉しいです🙇♀️🩷
4話「沈黙の温度」
窓の外は冬の夜。
ソウルの空は、街の喧騒を包み込むように静かだった。
部屋には、二人きり。
沈黙は重く、空気を支配していた。
T.O.Pはソファに深く腰を下ろし、手にしたグラスの氷をゆっくりと転がす。
ジヨンは反対側の端に座っていた。足を組んだまま、目を伏せている。
🔝「…話さないのか?」
T.O.Pの低い声が、静寂を裂いた。
その声には怒気も苛立ちもない。ただ、深く沈んだ熱があった。
🐲「話しても、意味ないと思ってるでしょ」
ジヨンの声はか細く、それでもどこかで挑むようだった。
彼の視線はまだT.O.Pを見ていない。
T.O.Pはグラスを置き、ゆっくりと立ち上がる。
ソファから一歩、また一歩と近づくたび、ジヨンの肩がわずかに震える。
🔝「ジヨン…」
その名を呼ぶときの声には、抑えた欲と、過去を知る男の余裕があった。
彼は目の前に立ち、ジヨンの顎にそっと手を添えて顔を上げさせる。
🔝「俺は、お前の沈黙の意味を知りたいだけだ」
ジヨンはその瞳を見つめ返すことができなかった。
逃げるように目を逸らすと、T.O.Pはそっとその額に唇を落とした。
🔝「震えてる」
🐲「してない…」
🔝「ジヨン、俺を拒むな」
その瞬間、ジヨンの瞳に、わずかな涙がにじんだ。
T.O.Pはそれを指で拭い、静かに囁く。
🔝「お前の沈黙の温度は、俺には冷たすぎる。…少し、温めさせろ」
その声に抗う力は、ジヨンにはもう残っていなかった――
どーですかー?😭
表現頑張りました😵💫🩷
また更新します
リクエスト募集してます
じゃあね
コメント
3件
まさか今日中に更新して下さるとは思いませんでした! 凄く嬉しいです! ニョントリの作品の方も拝見させて頂きましたが、ぶいさん、ほぼ1日で投稿してて、全28作品をほぼ1日で!?いや凄いな?! ってなりました! 本当に尊敬します!