「えぇ」
「……なにに気づきました?」
「いえ、なんでも、」
太宰はまた不気味な笑みを浮かべている。
嫌のものを見た。私はまた同じウイスキーを頼む。今は、3杯目。いつもなら酔いにくれている杯数だ。なぜだか酔えない。太宰がいるからだろう。
「太宰さんはいつから?」
「あなたがくるほんの数分前。」
「何故ここに?」
「行きつけなんで、」
「そうなんですね。」
少々酔ってきた。
「○○○○さんってお酒に強いんですね」
「いえ、全然いつもなら3杯で潰れてます。」
「なのに、、今は4杯目。」
「えぇ、何故か酔えない。太宰さんがいるからですかね。」
現時刻、夜の25時。
ここのBARは朝に閉まるようだ。
少し、眠気がしてきた。
「ふぁぁ。」
「眠いんですか?」
「えぇ。遠征の疲れですかね。」
瞼が落ちてくる、
私はいつの間にか寝ていたようだ。
私は。目を覚ました。ここは、、ホテル?
隣には、太宰さん。まさか!!!
「お?目を覚ましました??」
「……連れ出しました??」
「えぇ。一目惚れしたんで 」
「酷くないですか?」
「そう?」
私は、少焦りを隠せない。
私の服には拳銃が、、
気づくと私は服を脱がされていた。
「……」
なぜか声が出せない。盛られたのだろう。
「な、にか盛りました?」
「あ、すごい。これ中也にも盛ったけど話せなかったのに。」
(中也、、?)
「中也っていうバカがいるんだけど、同じように盛ったら色々……まぁいっか」
「君、、綺麗な顔だね」
太宰は私の顔に指を滑らせる。
私は少し息が上がる。
「これで息が上がるのかい?」
太宰は私の唇を無理やりあける。
「あぁ!?!?」
「ちょっとー!喋らないでよー!私の指噛みそうだったじゃん。」
口の中に指を入れる。
口内を指で触られている感覚に吐き気がでてくる。
「さぁ。ここからが本番だよ。私も脱ごうかな」
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