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このさきは

第2話 - 第2話　teams

2022年06月08日

#ドラマ

炭酸ぼうず

ミーティング前に、全社に対して、ビデオメッセージを流すことにした。teamsを使うと、動画が配信できるようだ。セキュリティも問題なさそうだし、やってみっぺか。一応この間撮った動画をそれなりに編集して、サンプル作ってみよう。

昨日の夜間作業が終わって、朝の５時過ぎだった。そのまま帰って寝るよりは、コンビニ寄ってコーヒー飲んでと。ついでに会社に顔だすかな。朝早く行って、デスクの整理くらいして、そのあと動画編集しよかな。娘に教わったcapcutで。スマホの使い方なんかを娘に聞くとかなり食い付きがいい。中二で結構スマホいじっている。中毒か、とも思うけど、いろんなアプリも使ってるみたいで、スマホには前向きらしい。

５時過ぎじゃ、流石に誰もいなかった。静かな社内は結構好きだ。それも、朝早くの方が。実は本社のデスクはファイルの棚も準備してなくて、見るたびにフラストレーションを溜めていたから、昨日ナンコーで、ファイル棚を買っていた。木製チックな三段トレイ。プラのオーソドックスなやつよりも、ちょっと落ち着いた無印感のあるタイプ。最近は、身の回りに置くものも、ハートが少しはときめくものを選ぶようにしている。妻のおすすめYouTubeで、整理の達人みたいな女性が言っていた。ときめくものだけを残してください。

三段トレイ使うと、意外とアッサリとスッキリした。一番下の三段目下にスペースがあって、付箋とボールペン、それから裏紙を四つに切ったメモ紙を置いた。このメモ紙、なんかやめられない。初めて就職した時に先輩から教わったやり方だ。僕は先輩に恵まれてきたな。つくづくそう思う。

動画編集もやってみると、間のカットくらいはできるようになった。いらないとこを切って１０分くらいに縮めて、音楽をバックに載せてみた。あとは、これをteamsに載せればいいわけで。なんかやれそうな感じがする。本気になれば道は開けるとは、こんな感じか。

しかし、スマホで作ったビデオを、スマホのteamsにアップロードしようとすると、ものすごい時間がかかり、途中でやめた。音楽を省き、家に帰ってwifi環境でやると５分くらいでやれた。

ミーティング前に全体配信をと思っているが、日にちがなくなってきた。このままいくと、できそうにないわ。とりあえず、配信したからみんな見てくれよ、って言うか。それを、全体ミーティングでいうか。ま、正解はないんだけどなぁ。そもそも、一方通行の話を動画配信で、と思ったわけで、業績報告、品質管理、事故報告、を、全体にteamsで配信するか。

品質管理については、時間を決めて、teamsでミーティングを実施して、教育にかえるか。

とりあえず、全体のチームを作ってみた。タンタン全社G だ。チャットで、ひとこと、活用検討してます、といれて、品質管理の資料もぶち込んでみた。しばらくすると、数人から😄で反応があった。わりといいもんだね。

永年勤続の表彰をやるんだが、準備はなかなか大変だ。現金の準備は、日がなくてバタバタしてしまった。休眠していた社員互助会から、一部出金するのが、どうにも間に合わない。七福理事に立て替えをお願いした。なんとも申し訳ない。

しかし、どうにもこの時期イベントが立て込んでいて、てんやわんやしてる。頭が疲れて、詰まってる感じ。株主総会、役員交代、決算報告、手続きに関わる全般。総務、経理、役員関係、など、それぞれ担当をつけて処理していきたいものだが、贅沢な話なのか。

株主総会、取締役会は自分でやったとして、決算関係は税理士先生、労務関係は社労士先生と、やれるだけお願いしたとして、やっぱりこれだけキャパオーバーなのは、俺の経験不足、理解不足、それとも物理的に無理？なにしろ初めてのことが多くて、日々追われる感じ。やりたい新規事業に注力できる時間がない。そう考えると、サワさんの存在は大きい。まったく新しい取り組みなのに、自ら動いてくれる。営業だけはこちらの仕事だろうが、下準備は万全だ。彼の仕事力は侮ってはいけないだろう。

そもそも人は、何をもって他人の評価をしてるのだろう。僕の評価と、人の評価は、同じ人物に対して、結構食い違うことがある。あなたは私の鏡です。研修で習った言葉だが、こちらの態度と意識が、相手には鏡のように敏感に反映する。猜疑心、慎重さ、人の裏をみる、経営に必要なことかもしれないが、社員に見せる心ではないし、そんな心持ちで経営してると気が滅入るし病気になる。基本オープンマインドで、馬鹿になって自分を信じて、人を信じで、ただ、ことを進めるには慎重に判断し、人の弱さを理解きた上で進めることか。信じても、結果が伴うとは限らないし、裏切りがあることを心では準備しておく必要がある。

会議は終わった。わりとよかった。　ゆーじさんがうまく進めてくれて、それぞれ自己紹介したんだけど、仕事の話よりも趣味の話をして、その人となりが、なんとなくイメージできる機会になった。

午前で終了したあと、午後は何人か残って、teamsの勉強会をした。若手は、LINEワークスの方がいい、なんて言ってたけども。しかし、そもそも、teamsの前に、Outlookにしたって使えてない現状があらわになった。いろいろ聞いてみると、便利な機能が一杯ある。使い方がわかれば、もう少し活用もできる。

昨日、車両事故があった。わりと車がおおくて、小さい事故いれると頻繁に起きる。昨日は高速での接触事故だった。報告を受けたが、怪我は無いとのことで、あまり重大に思わなかった。しかし、会社としての対応としては、運転者含めての安全確保や病院受診、現場は混乱してるだろうに、そのフォローたるやできてはいなかった。保険の件をタカさんに任せた後は、特にきにしていなかったが、昼にカイさんから連絡入って、幸村さんえらい怒ってるわー。まずいよー。って。何がまずいって、当事者のフォロー。大丈夫か怪我は無いか、などなど、その辺りがかけていたようで。運転してたハカセさんともっとじっくり状況をきけばよかったのだが、こちらも副支店長飛ばして連絡来てるから、どこまで話すのか手探りになる。直属上司のところでやれるべきことをやらないと、曖昧対応のポテンヒットだ。組織の役割分担の問題だ。なんでも社長に言ってれるのはいいとして、その実、現場でどこまで深く入れてるのかが問題だ。

元社長のタケさんと、久々に一杯やることになった。お決まりの尼崎で。最近はトラブル対応に追われているようで、現場に張り付きと聞いていた。久々のタケさんは、相変わらずの実務家雰囲気で、僕を待ちながら手際よく居酒屋を検索してくれていた。軽く挨拶してから餃子の店に入った。担当現場はマンションで、こちらに問題があった為に、責められっぱなしのようだった。相手はなかなかの手練れで、まだまだ解決には至りそうになさそうだった。

彼はうちにいる時から、スマホやiPadの活用に興味を持っていた。社員にアメを与えながら、こちらの要望も聞いてもらう　アメとムチ戦略の話をした。やはり、アメが魅力的ならば、必要なムチも受けてくれる。どんなアメが与えられるかが問題だ。ノートパソコンやWi-Fi、iPad、プリンタなど、あらゆるツールを揃えて、外で仕事をやりやすくすればばどうだ？

その上で、いま必要としているGPSによう位置情報勤怠管理を導入しては？みれるのはあくまで管理者のみ。親会社もありか。