転生したら皆が過保護だった
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数週間後
母「凛〜手紙届いてるわよ〜」
凛「手紙?(やっとか)」
母「日本フットボール連合ってとこからなんだけど」
凛「ペラッ強化指定選手に選出されました?」
母「あら、凄いじゃない!」
凛「……」
母「行ってみる?」
凛「うん、サッカーまだ続けたいし」
母「そう」
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次の日
凛「行ってきます」
母「行ってらっしゃい〜」
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日本フットボール連合
凛「ここか…トコトコトコ」
ガチャ
凛「……(やっぱりいるよな…潔やおかっぱ…千切に凪に玲王…他にも知ってる奴いるな…)」
絵心「おめでとう才能の原石共よ」
凛「……」
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潔「(俺は、ストライカーだ…!)」
タッタッタッ
凛「……(俺も行くか…)トコトコトコ」
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凛「俺の番号の部屋は…ここか…」
ウィーン
凛「……(着替え中)」
氷織「あれ…凛くん?」
凛「ビクッ…氷織…?」
氷織「やっぱり凛くんや、久しぶりやな、覚えとる?」
凛「当たり前だろ、約束したからな」
氷織「覚えとってくれたんやな」
凛「おう」
氷織「これから、頑張ろな」
凛「おう」
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一次選考中 廊下
凛「トコトコトコ…(練習つまんねぇな…)」
モブ「ーーーーーー」
モブ「ーーーーー」
モブ「ーーーーーーー」
凛「?トコトコトコ」
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モブ「なぁなぁ、正直さ、糸師凛って調子乗ってね?」
モブ「だよな、対して才能もねぇくせに、イキリやがって」
凛「!」
モブ「それに、あいつって糸師冴の弟なんだろ?兄貴がいなきゃ何も出来ねぇ役立つだよなw」
モブ「正直さ…」
“欠陥品だよなw”
凛「ッ…」
氷織「なぁ」
モブ「ビクッ…氷織か…」
氷織「何を話しとったん?」
モブ「いや…ちょっと…」
氷織「凛くんの事悪く言うてたみたいやけどな、君らなんかより強いで凛くんは」
凛「!」
モブ「は?wあんなガキのどこか強ぇって?」
氷織「君らより周りの事を見れるし、サッカー技術だって君らより上やで」
モブ「は?」
氷織「それを何も知らない君らがとやかく言う筋合いないんちゃう?」
モブ「チッ…行こうぜ」
モブ「あぁ」
氷織「ふぅ…」
凛「氷織…」
氷織「!凛くん…」
凛「……」
氷織「聞いてたん?」
凛「コクッ」
氷織「そうか…ギュウ…嫌やったなぁナデナデ」
凛「ッ…ポロポロ…」
氷織「大丈夫やで、僕は君の味方やから」
凛「うぁ…ポロポロ…」
氷織「ナデナデ(…凛くんが泣くのは僕の隣だけがえぇな…凛くんには…ずっと僕を見とってほしい…)」
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ゔっ(バタッ