転生したら皆が過保護だった
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凛「うぁ…ポロポロ」
氷織「ポンポン大丈夫やからな 」
凛「ヒック…ヒック…(なんでだろうな…欠陥品とかって言われるのは慣れてるはずだったんだけどな…)」
氷織「落ち着いた?」
凛「コクッ」
氷織「ちょっと目赤いな、医務室行こか」
凛「コクッ」
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医務室
氷織「ちょっと待ってな、冷やす物準備するからな」
凛「氷織…」
氷織「ん?どしたん?」
凛「ありがと…庇ってくれて…」
氷織「庇う?」
凛「うん」
氷織「…僕はな、小さい時に凛くんに救われたんよ、あれから両親には言い返す事はできなかったんやけど、ブルーロックはあの人達から逃げられる逃げ場やって思っとんたんよ、でもな、凛くんと出会ってほっとしたんよ」
凛「俺?」
氷織「凛くんとサッカーできるって楽しみやったんよ」
凛「そっか」
氷織「ほら、目冷やし」
凛「ん…(冷やす)」
氷織「ナデナデ」
凛「スリスリ」
氷織「フフッ」
凛「?どうかした?」
氷織「いや、凛くんが弟に思えてな」
凛「弟?」
氷織「凛くんって兄弟いるん?」
凛「兄貴が1人」
氷織「もしかして、糸師冴選手?」
凛「そう」
氷織「凄いなぁ凛くんのお兄さんは」
凛「兄貴はね、俺の自慢の兄貴なんだ!」
氷織「羨ましいな…ボソッ」
凛「え…」
氷織「なぁ凛くん…」
凛「?」
氷織「僕が、君を好きになったって言ったらどうする?」
凛「え…俺…男だよ…?」
氷織「凛くん…(ベットに押し倒す)」
凛「ビクッ」
氷織「僕…凛くんに一目惚れしたみたいなんや、小さい時に会った時から」
凛「氷織…離…して…」
氷織「チュ…」
凛「ん…」
氷織「凛くん、好きになってもええ?」
凛「ッ…(ダメだ…人を信じる事ができなくなってる…前世の影響か…怖い…人を信じて…また裏切られるのが怖い…)」
氷織「凛くん?」
凛「ポロポロ…」
氷織「!?凛くん、どうしたん!?怖かった?(凛から離れる)」
凛「違う…氷織が怖いんじゃない…ポロポロ」
氷織「え?」
凛「怖いんだ…人を信じて…また捨てられるのが…怖い…ポロポロ」
氷織「ギュウ…凛くん、僕は絶対に凛くんから離れたりせんよ」
凛「氷織…ポロポロ」
氷織「だから、僕を信じてほしい」
凛「ッポロポロ…信じてもいい…?」
氷織「えぇで」
凛「ポロポロ…羊…兄ちゃん…」
氷織「!凛くん今…」
凛「…2人だけの時は…羊兄ちゃんって呼びたい…」
氷織「嬉しいなぁ、僕だけ特別みたいで」
凛「羊兄ちゃん…」
氷織「ナデナデ(凛くんは絶対僕が守る…)」
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タヒ...