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今日は舜太の仕事が長引くから先に部屋に入っているように言われた。別に時間が合わないのなら予定をなしにすればいいのに、と思うがそんな事を言うと舜太がゴネるのが目に見える。
面倒な事になるなら素直に聞いている方がいい。
帰りがけに買ってきた食材で2人分の夕食を作ってラップに包む。
先に食べてもいいがそんな事をしたら舜太が一緒に食べたかったと拗ねるのが予想できるからだ。
こんな風に色んな事であいつのことを考えてしまう自分にイラッとする。何でこんな気遣いをしないといけないのか…。
何だか動画を見たりラジオを聞くような気持ちになれず寝室に移動してベッドに飛び込む。
舜太の匂いに包まれて安心すると共に小さな寂しさが胸をよぎった。
最近はお互いに仕事が忙しくこうして家で会えるのも久しぶりな事を思い出す。仕事に当たっている時は目の前のものに集中していられるが、このような時間はついそんな事を考えてしまう。
この歳で人が恋しくなるなんてバカみたいだ。
俺はそんな人間じゃなかったのに。舜太と出会ってからだ、こんな風になってしまったのは。
うつ伏せになって枕に顔を埋めるともっと舜太の匂いがして、恋しさでそれに頬ずるように何度も嗅ぐ。
そのうちに自分たちの行為を思い出した。いつもここですること。
舜太に抱きしめられキスをされ激しく求められる。その時の舜太の嬉しそうなうっとりした顔。俺の身体の全てを支配されるような感覚。
思い出すだけでものが硬くなってしまう自分がとても浅ましい。
気づくと自分のパンツに手が伸びていた。
下着とまとめてそれを太ももまで一気に下ろす。
舜太のベッドシーツに直接それを押し付けるわけにいかず、腰を浮かして尻を突き出すような状態にする。
普段舜太は俺の顔が見たいからと言って滅多にしないが、前に何度かしたバックでのセックスの時のような体勢で恥ずかしい。
布団を被っているのもあり舜太が俺に覆いかぶさってるような感覚がしてその時を思い出してしまう。
「…っふ、う…」
舜太の枕に顔を埋めながら自分のものを扱く。自分の手ではあるが舜太のにおいで強い興奮が押し寄せる。腰をへこへこと動かしながら何度も何度も擦りあげる。
ああ、でも足りない。
俺の手がもっと下へ伸びる。いつも舜太がそうするように自分の先走りの液体を指に絡めたまま自分の蕾に触れる。
舜太のする事を思い出しながら力を抜いて何とか自分の指を入れた。
「っん、ぐ…」
自分だからなのか舜太のように上手く指を動かせない。枕に顔を押し付けながら舜太とのセックスを思いだす。
いつも意地悪く囁きながら俺の中を指で弄ぶのだ。
それを思い出しながらいつも舜太に刺激される部分に指をのばす。
「っあ!ん、う…っ」
脳内に舜太の声と表情を浮かべながらその壁をなぞる。気持ちいい。でも、やっぱり足りない。
俺の指じゃ満足できない、舜太の大きく骨ばった指で掻き回されたかった。
いや、そうじゃない。本当は舜太のものが欲しい。この疼いた俺のなかにねじ込んで、その最奥もいつものように荒々しく突かれたい。
舜太と出会ってからこんなにもいやらしくなってしまった自分が恥ずかしくなる。それなのに身体の疼きは止まらない。
「はっ、あっ…しゅん、たぁ……」
「何?仁ちゃん」
近くで舜太の声が聞こえて、一瞬幻聴かと思ったが横を見ると舜太が目を細めていやらしく微笑んでいた。
「舜太!?いや、その……っ」
言い訳しようとするが何も浮かばない。行為に夢中でドアが開いた音にも舜太が近づいてるのにも気づかなかった。
「仁ちゃん、俺が帰るまで我慢できなかったん?人のベッドでオナニーするなんて…悪い子やね……」
舜太の指で顔を撫でられるだけで感じてしまい吐息が漏れる。
それがわかっているのか、指で頬を撫でながら顎まで移動させる。舜太の骨ばったあたたかい手、それに触れられるだけで布団の中の俺のものはビクビクと反応していた。
「んっ……っ舜太……」
「なあに?」
俺に意地悪く笑いながら言ってくる舜太に今は反抗の意思すら抱けない。
「抱いて、くれ…」
潤んだ瞳で舜太に言うと一瞬目を見開いた後、セックスする時の、いつもと違う欲望に満ちた表情に変わる。
「ええよ…仁ちゃんが二度とオナニーなんかする気も起きないぐらい抱き潰したる」
ベッドに乗ってきた舜太に布団を剥ぎ取られ俺の霰もない姿が晒される。
「まだイけてないやん。やっぱり俺がいないとダメなんやね」
嬉しそうに微笑んでから這いつくばったままの俺に覆いかぶさってキスしてくる。俺も求めるように舜太の唇にかぶりついた。
本物の舜太に包まれている。それだけで下腹部が疼く感覚がした。
キスをしたまま舜太の手が俺の胸や腹筋を撫でながらその下へ向かっていく。
「んっ、ふ、あっ」
舜太の骨ばった手は焦らす事なく激しく俺のものを扱く。さっきなんかと、全然違う。気持ちいい。頭が真っ白になり上手く舌を動かせなくなる。
そんな俺の舌を舜太が吸い上げながら鬼頭をぐりぐりと刺激した。俺はあっという間に射精してしまう。
「気持ちよかった?」
「はあっ、はっ…、う、ん……」
普段なら素直に返事することなどない問いに憎まれ口を叩くような余裕もない。息切れをしながら答えた俺に舜太は満足そうな顔をしながら自分のベルトを緩める。
やっと舜太のものが俺の中に入ってくる。そう思うと快楽への期待でさらに息が荒くなる。
「舜太ぁ…早く……っ」
射精したばかりなのに疼きが止まらず、自分の蕾を指で広げるようにしながら求める。下品だと分かっているのに、早く舜太が欲しくてたまらなかった。
その姿を見て焚き付けられたのか、舜太は息を飲むような表情をして焦れったいようにベルトを外していた。
「今日の仁ちゃん可愛すぎやで…?」
俺を後ろから抱きしめながら囁く舜太の呼吸からも欲情しているのが伝わってくる。俺の体に触れた舜太のそれは完全に勃起していて、その余裕のない様子が嬉しくて俺の身体も心も興奮していた。
わざとリップ音を出しながら俺の耳の後ろに口付けられ身体が跳ねる。その間に舜太のものが俺が広げた蕾に押し当てられ、すぐに中へと侵入してくる。
ずっと待っていた感覚に身体が悦ぶのが自分でも分かった。
いつもはゆっくりと挿入をされるのに今日は性急に奥を突かれる。まるで俺がそうして欲しかったのを分かっていたかのように。
そのまま言葉もなく何度も激しく腰を動かされ、部屋には舜太の荒い吐息と俺の喘ぎ声、肌と肌のぶつかる音と粘膜のいやらしい音だけが響いている。
お互いに快楽を貪るのに夢中で余裕がない、獣のようなセックス。頭がバカになってしまいそうだ。
快感で足が震え立ってられそうになる程、限界が近づいていた俺に舜太がまた口付けてくる。
「っ仁ちゃん、好きや…!ほんまに…っ!」
息を切らしながら苦しそうな顔で俺への愛の言葉をぶつけてくる舜太に心臓を握られたような感覚になる。
「っ、ふっ、俺っ、もっ…!」
喘ぎ声を抑えながら答えると舜太が嬉しそうな表情になりまた口付けられ、腰の動きもさらに激しくなる。
舌を絡ませながらお互いに絶頂を迎えた。
その後も繋がったまま何度も何度もキスをする。どちらからも求めるように。
行為は終わったのにそれが快感で幸せでたまらず、俺の腰が崩れ落ちた時やっとその唇が離れた。
酷く疲れた身体でぜえぜえと息をする。意識が遠のく中、舜太が俺の手を握る感覚とその声だけが聞き取れた。
「愛してるで…仁ちゃん……」
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気づくと外から日差しが差していた。驚いてスマホを見るともう朝の時間だった。今日の仕事が早くなくて助かった…と安堵していると、自分の服がちゃんと舜太の家に置いているパジャマに着替えさせられていることに気づく。
自分の記憶ではあそこでブラックアウトしたので、これは舜太がしてくれたのだろう。
まだ寝ている舜太は昨日とはうってかわって間抜けな寝顔をしていた。
夜の出来事を思い出して強く後悔する。ここまで我を忘れてセックスに溺れた事はなかった、…と思う。
舜太に対してあんな情けない姿を見せ求めたのを考えるとあまりに恥ずかしく頭を抱えた。
「んぅ…じんちゃん……?」
寝ぼけた舜太が俺の服を弱々しい力で握る。
「だいじょぶ?」
俺の姿を見て心配でもしたのか寝起きが悪いウトウトした様子をしながらも俺の顔を見つめてくる。
まるで子供のような舜太に可愛いと思うと同時に、いつもしている事を思い出して自分が情けなくなった。
「大丈夫だから、まだ寝とけ」
安心させるようにその手を軽く握り頭を撫でてから立ち上がる。
風呂の追い炊きのボタンを押してとりあえず水を飲む。朝食は…と思うと昨日作った晩御飯がそのままな事に気づいた。
気温に問題はないが簡単にラップをかけただけだったので野菜がしなったり具材がふやけている。
粗末にするのもどうしたものか…と悩んでいると目を擦りながら舜太が起きてきた。
「あ、昨日食べれんくてごめんな。仁ちゃんと食べたかったから」
ニコニコしながら昨日俺が思っていた通りの言動をする舜太に思わず口を結ぶ。
「チンして食べよ〜」
そう言いながら皿を持っていこうとする舜太の手を思わず掴む。
「いや…時間たってあんま美味しくないだろうし何か作り直す」
「えー何で?仁ちゃんが作ったのなら何でも美味いで?」
ケロッと当たり前のように言う舜太の真っ直ぐな目を見ていられず顔を下げる。
「…理屈通ってねえよ……」
「それに作り直すよりこっちの方がイチャイチャする時間増えてお得やん」
いつもの謎なポジティブ発言と共にレンジへ向かっていく舜太に何も言えない。恥ずかしげもなくこんな事を言えるこいつが理解できなかった。
でも理解できないからこそ、一緒にいてこんなに飽きないのかもしれない。
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テラーノベル通知欄ぐちゃぐちゃなのでたまにコメント見失ってすみません😭感謝しております!
無駄に長い後書き
久しぶりに描写がライト(?)なエロ。最近こってりを書きすぎたので……。
ホントは自慰をするとこ見せてもらう展開にするつもりだったのに気づいたら脳内の💛くんが素直すぎてこうなってました。(それもそれでまた書きたい)
理性吹っ飛ぶぐらいストッパー外れちゃう好きなんですが、💛くんは女々しく書きすぎるとなんか違うか…?となってしまうので難しいです…。
前回のエロはノリノリではあったけど雄としての欲求のつもりだったのですが、今回は結構女々しめになってしまった気がします…キャラ崩壊に感じたらすみません😭
でもプライド高くて年上の💛くんが末っ子の❤️ちゃんにめちゃくちゃにされて調教されちゃってるのも好き😭 \ どっちやねん! /
新曲披露の💙ちゃんがあまりに可愛かったので久しぶりにしおたろうも書きたくなりました。
ユニットはやっぱ人気ケミになるのかな…と勝手に予測して落ち込みつつも、❤️💛がしっかり絡んでくれてて接触も多くて嬉しかったです🥲ユニットこないかな🥲🥲🥲
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