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夏油傑・伏黒甚爾・ママ黒 生存if
名前:奏叶(かなと)
年齢:17
性別:女
兄弟:弟1(立華)
その他⤵︎ ︎
東京高専2年
1級術式
術式設定:加茂達とは違う血操
:体内に入れれるのは自分と甚爾の血のみ
名前:立華(りっか)
年齢:14
性別:男
兄弟:姉1(奏叶)
その他⤵︎ ︎
中学2年(東京高専住・ごく稀に呪術師活動)
準1級術式
術式設定:空間操作
:空間同士を繋げて移動する(テレポート)
子供
物心ついた時には橋の下の川沿いでの生活。
雑草が生い茂っていて、とても綺麗とはいえなかった。
傍には布で包まれた赤子が居て、小さいながら本能的に”死なせては行けない”と感じていた。
その赤子に〈りっか〉と名ずけ、育てていた。
1年ほど朝起きて、食料を探して、眠って、また起きて、この生活を続けていたらある日いつも眠っているところに袋が置かれていた。
コンビニ弁当が2つ、おにぎりが5つ、飲み物が500mlのもの2つ、1週間生活するには十分すぎるほどの量だった。
そして1週間過ぎたらまた置かれている、これが半年ほど続いた。
「あれ、こんなとこにガキ居んじゃん。」
声が聞こえた。咄嗟に〈りっか〉を草陰に隠し、やり過ごそうとした。
『しー、だよ?わかった?』
「あう?」
よく分かっていなかったようだか泣かないのならまあいい。と思っていた矢先、大きい男が現れた。
白髪でサングラスをかけていて、全身真っ黒。
5歳の私が怖がらないわけがなく、泣きそうになっていた。そこに黒髪のこれまた大きい男が現れた。
「こら悟。子供をいじめちゃいけないよ。」
どうやら白髪の男は〈さとる〉と言うようだ。
何が起こっているかよく分からないながらも、この隙に逃げようと思ったら反対方向に茶髪のタバコを吸っている女。
「お前らがそんなんだからこの子達怖がって逃げようとしてんだろ。」
そう言って初めて、この人達が味方だと感じた。
「よいしょっと。悪かったね、怖かっただろう。私の名前は夏油傑。傑でいいよ」
『すぐる?』
傑「そう、傑だ。」
傑「たまたまこの辺を歩いていたらあそこにいる悟っていうのが君たちを見つけたみたいでね。気になって来たんだ。」
傑「それでーーーーー」
「君たち、名前は?」
『この子はりっか。』
傑「この赤ちゃんかな?」
『そう。』
傑「君の名前は?」
『、、えっ、と、、』
悟「わかんねーの?」
『(頭を縦に振る)』
傑「そうか、、いつ頃からここに居るんだい?」
『多分、1年、半?』
「1年半もどうやって生活してたの?あ、私家入硝子。硝子でいいよ。」
『なんかね、ここにね、袋置かれてるの』
硝「袋?何入ってた?」
『お弁当2つ?と、おにぎり何個かと、えとねお水!』
傑「(誰かが置いていったのか?)どれぐらいの頻度だった?」
『頻度?』
悟「何日空いてた?」
『1週間ぐらい?』
傑「お家の人、わかる?」
『わかんない』
傑「君さえが良ければ、一緒に暮らさないかい?」
悟「お前また勝手に決めて叱られても知らねーぞ」
傑「いいんだよ」
傑「それで、どうする?ここに居るよりかはいい暮らしが出来ると思うよ。」
『りっか、死なない?』
傑「嗚呼、もちろん。」
『!いく!』
これが私達の出会いとなり、今後の人生を左右するほどの決断だった。