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6,二人の関係
佐:え、蓮?
岩:、知ってんの?
佐:…いやッ?知ってるわけないじゃん笑
岩:だよな。俺も知らないし
今の…
知ってる反応じゃないの、?
佐:っ、…
渡:…、
岩:(え気まず)
やば、気まずい…
なんか話さないと…
でも、佐久間…なんか知ってそうだった
いやいや、そんなことより、今はこの重い空気を何とかしないと
渡:さ、佐久間はッ好きな人いんのっ、?
佐:っ、!
しまった
これは言っちゃいけないやつ
佐:お、俺…?いない、よ
岩:…ふーん。あ、バスきた
渡:ほ、ほんとだッまたな!
俺は逃げるように、バスに乗り込んだ
佐:…
次の日___
宮:あれ…今日佐久間さん来てないんだ
宮:いつもならこの時間帯に来るはずなのに
今日は佐久間は来ていない
昨日のことがあったからだろう
宮:なんか知ってる?2人昨日一緒に帰ってたけど
渡:す〜ッ、いや?知らないっすねぇ
宮:えぇほんとぉ?俺聞きたいことあったのにな〜
店長、勘鋭いからポーカーフェイスじゃないとすぐ見抜かれるんだよな
岩:おいっ、これでアイツ来なくなったらどーすんだよ!(小声)
渡:仕方ねぇだろ!来ないんだから(小声)
宮:…?
それから1週間が経った
相変わらず佐久間は来ないまま
渡:かんっぜんにやらかしたわ…
岩:はぁ、
と、その時
カランコロン
渡:いらっしゃいませー…って、
渡:佐久間!?
佐:やっほ久しぶりだねぇ
佐:やっぱここが1番落ち着く!
宮:ほんとですか?良かったです^^
渡:おい、佐久間大丈夫だよな??
岩:多分な
宮:最近来られてなかったですけど、どうかしましたか?
店長ないすー!この瞬間を待ってたんだわ 笑
宮:もしかして、飽きたとか…
佐:いやいや!そんなまさか笑
佐:ちょっと、仕事が忙しくて
宮:そうでしたか笑
渡:…
岩:良かったな。気にしてなさそうじゃん
渡:…あぁ
だが
向こうが気にしてなくても、俺は気にする
ずっと、このモヤモヤが消えないまま
やっぱり、聞きたい。蓮くんとどういう関係なのか
なぜ知らないって言うのか
俺は四六時中そんなことを考えるばかりだった
俺は家に帰り、ベッドにダイブする
向こうが話す気ないなら、俺から蓮くんに聞く
それがいいと思った
渡メ:いま、時間ある?
目メ:うん。大丈夫だよ
渡メ:あのさ、
渡メ:佐久間大介 って知ってる?
目メ:え、佐久間くん?
やっぱり、知ってるんだ
渡メ:知ってたんだ。どうゆう関係なの?
この質問は明らかにおかしいと思う
でも、俺は気になって仕方がない
目メ:佐久間くんは、俺の幼馴染だよ
渡メ:幼馴染?
目メ:うん笑それが?
渡メ:あ、いや…聞いてみただけ
目メ:?そっか
目メ:じゃあおやすみ
渡メ:おやすみ
幼馴染…
きっと、それだけじゃないだろう
幼馴染だけなら、あんなに焦る必要も無いし、隠す必要も無い
絶対、何かある
例えば…好き、とか…
っ、いやいや!
憶測で決めつけるのはよくねぇし
ほんとに佐久間が蓮くんのことを好きでも、それを止める権利は誰にもない
渡:…?俺、好きな人が蓮くんって言ったよな?
渡:…あ
翌朝
目:あ、花火…
俺は翔太くんの働いてるカフェに向かっていた
その通りに、お祭りのポスターが貼ってあるのを見かけた
目:もう少しだ…
俺にとって花火とは、1つの思い出だ
それも“好きな人”と見る花火なのだから
1人で見た時よりも何百倍綺麗に感じた
この思い出だけは、絶対に忘れたくないのだ
目:!ついた
しばらく歩いていると、カフェが見えた
カランコロン
渡:いらっしゃいませ〜って、え!?!?!!
渡:れ、蓮くんっ!
目:…来ちゃった、笑
渡:ぇ、あ、えと…お好きなお席へどうぞ…
翔太くんは緊張しているのか、ぎこちない
それもそうだよね笑
メニューを開くと、どれも美味しそうなものばかり
でも、今は食べたい気分じゃないので カフェオレを頼むことにした
渡:カフェオレ、ですね?かしこまりました
渡:蓮くんっ、後で行くからちょっとまってて(小声)
目:うん。わかった笑
こういう所、ちょっと可愛いんだよな〜翔太くん笑
目:結構人いるな〜
周りを見渡していると、ふと目に止まった
見覚えのある髪色
目:…あれって、
もしかしてと思い
俺は声をかけに行くことにした
目:あの、____
渡:…っ、
岩:…(あの人かな、さっきからずっと見てるし)
渡:幼馴染、だもんな(小声)
約束の花火まであと10日
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