思いつきと過去編

68パーセントのバッテリーと､漠然とした不安だけが残っていて､それは人とは思えないほどに冷たくて､冷めているの。

だれか､私のこの漠然とした不安と､やるせない気持ちと､苦しい感情と､一時の幸福をどうか､どうかありえないほどの幸せに変えてはくれないか。

ささくれが痛くてしょうがないんだ､足元が寒くて仕方がないんだ､寝ることを放棄している自分をぶん殴りたいんだ､ただひたすらに苦しいだけなのに苦しくないんだ､私より苦しい人なんてこの世にごまんといるはずなのにSOSを送り続けている私を「嗚呼本当に醜いね」と一言殺してくれ！！ただ､それだけでいい､死を考えられないほどの質量の苦しみで私をこの世から消えてもいいと思えるほどに､こんな地獄から解放してはくれないか！！

虚空に返されないはずの言葉を､文を紡いでいる無駄で仕方がない私をどうか正気にさせてくれないか！！なぁ､お願いだよ､もう散々なんだよ！！

神様はそんなに私を側に置きたくないのか？私に苦死んでから離れた所に置きたいのか？生き地獄になっている者を見るのは楽しいか！？間接的に殺した経験がある私も､画面の奥のお前も､あなたも､どうせ間接的に人を殺して､傷つけたことがあるくせに､どうしてそんなに白けた顔でスワイプが出来るんだ！？なぁ､苦しくないのか？罪悪感は無いのか！？その時の後悔や記憶なんて無いのか！？そんなにつまらない顔をして､今すぐ電源を切って少しでも違う景色を見ようとは思わないのか！？

………思うわけないよなぁ､そうだよなぁ､全部逃げるためなのになぁ､俺は何を描きたかったんだろうなぁ､世界では毎4 秒ごとに新たなる生命が生まれるという神聖なことをしているはずなのに､どうして私は世界からカンゲイされないんだろうなぁ､みんなみーんな生き地獄だ。

陽キャのような顔をした大嫌いな野郎もこの胸騒ぎも全部消えてしまえばいいのに､そうだ､だからこそ全員生き地獄なんだよ､平等なんだよ､俺達は所詮底辺なんだよ､人間風情が浮かれていただけないんだよ､期待したのが悪いんだよ､そうだ､そうに仕方がない｡納得した､暴論だった､やっぱり世界はクソだ。

おやすみなさい､生き地獄の一時の休息､睡眠。

目を覚ましませんように､私に傷が深く強く痛く厳しく苦しくついていますように､それでいて幸福であれますように。