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*ヤンデレkn
*首絞め描写あり
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kn「ねえ、あれだけ浮気しちゃダメって言ったよね?」
sm「…浮気じゃなくて、ただ話してるだけじゃん…..」
友人と談笑しているだけでこの様だ。きんときは他の人より数倍、嫉妬深いのだ。誰の目から見ても浮気なんかじゃない。ただの親しい友達と話しているだけ。
kn「結構親しげに話していたのはなんなの?」
半分怒っているような、もう半分は苦しんでいるように顔を歪めていた。その表情はどこか儚げに映える。
sm「友達だから距離が近くても変じゃないでしょ。それにきんときが言うほどじゃないって」
と、言い返したらきんときは黙り込んだ。そしてそのまま抱き寄せられてすっぽりときんときの腕の中に収まった。
kn「どうしたら俺だけのものになるの?」
そう言ってきんときは肩に顔を乗せてグリグリと押し付けてくる。
sm「…ちょ、落ち着けよ。」
きんときの服をキュッと握って引き剥がそうとするが、びくともしない。それに気が付いたきんときは首筋に歯を立てた。
sm「い”っ……き、きんとき?」
突き刺すような鋭い痛みに驚いてきんときを跳ね除けた。
首筋にズキン、と痛みが走る。鋭くてピリピリと痺れるような痛み。噛まれたのだろう。
離れたあとも赤く爛れてジンジンと痛みを主張し続ける。
kn「ねぇ、離れないでよ。」
どんなに痛めつけられても、束縛されても、そんなに悲しい声色で呟かれ、弱々しい力で抱きしめられたら離れることが出来なくなる。
そしてまた彼の腕の中に帰った。
**********
ぐぢゅぐちゅ、と水音、ばちゅっはちゅ、っと肌と肌がぶつかる音が鼓膜を揺らす。もう何時間とこの状態だ。下からの律動と、反り立つ男根をきんときに扱かれる。
sm「あ”ッ♡♡…ごめんな”さいっ」
あと少しで達せるのに、というタイミングを見計らってぱっと手が離される。寸止めを喰らう。これを何度も繰り返されて体力が削れていく。疲れたから早く終わって欲しい。早くイきたい。ただそれだけのことしか考えられなかった。
sm「もう、ゆるして…」
何度も許しを乞うが、きんときは無言でただ扱き続ける。体力は酷く消耗しているし、喘ぎっぱなしで喉は酷く乾燥していた。
kn「もう離れない?」
きんときの問いにこくこく、と首を縦に強く降る。そうすればまた、ぱっと手が離された。強い快感はすぐ目の前まで来ていたのに、波のように離れて行ってしまった。
sm「……なんでっ」
半分涙目になりながらきんときに訴えたが、口を平行にし、光の消えた瞳のきんときを見れば、それは意味をなさない行為だと思い知らしめられた。しばらく静寂が二人の空間を包んだ。
kn「離さないから……」
そしてその二人の間に漂う静寂をかき消すようにその言葉を吐いて、きんときは俺の首に手をかけた。ぐぐっ、と首に巻かれた手の先に力が入る。自重がかけられてどんどん気管が狭くなって酸素が薄くなっていくように感じる。バタバタ喚いてもお構い無しに気管を圧迫するきんとき。その姿は真剣で目の奥が据わっていた。
sm「ひゅっ、」
狭くなった通り道には十分な酸素を通すことは出来なかった。肺は新鮮な酸素を死にものぐるいで求めていたが、そんなものはどこにも見当たらない。
顔にどんどん血が集まって顔が赤くなっていくのを感じる。死を予感するぐらい苦しくて、酸欠になった脳はまともに考えることが出来なかった。
首を絞めるきんときの腕にしがみついて必死に抵抗するも、それは虚しく散る。もう無理だ、と感じた時にぱっと手が離された。
口端からこぼれる唾液。咳き込んでから、ようやくまともに酸素を吸った。はあはあと荒い息を落ち着かせるために肩で呼吸をする。
kn「あは、首輪みたい」
自分でつけた手の跡を見つめるきんとき。口角を上げて微笑む、その表情はとても恍惚としていて満足しているように見えた。
そんな表情を見てまたキュッとナカが畝ってナカに挿っているモノを締め付ける。それと同時にきんときのモノがナカで質量と高度が増すのを感じた。
kn「ねぇ…ナカ締まったけどこれ好きなの?」
sm「ちがっ…….」
首を絞めたせいか、喉はガラガラで声に潤いがない。そんなかわいた喉を振り絞って声を出す。
kn「本当?さっき首絞めた時、物凄い締め付けてきたけど…」
きんときの言う通り、どこか苦しみを快感に変換している節がある。苦しい、死ぬかもしれない。そんな状態で、脳みそもうるさく警鐘を鳴らしているぐらいの危機なのにその苦しみが気持ちよくて足りないとまで思う自分がいた。
kn「確かめてみる?」
また首に重石を乗っけた。きゅっ、と気管が狭くなる感覚をまた味わう。
身体と意識が分離するみたいな感覚に陥った。死にそうな場面なのに、きんときが言っていたようにどこか興奮している自分がいる。脳内はドーパミンで溢れかえっていた。
先程と変わらない力でぐっ、ぐっ、と押し潰してくる。頭は酸欠と危機を感じてズキズキ、と痛みを主張している。
ぱちぱちと弾ける視界。涙で潤んで輪郭が歪む。
腰がズクっ、と重たくなって身体全身が小刻みに揺れた。
そしてようやくぱっと、手が離される。時先程よりも酷くむせ返った。唾液や涙、鼻水でもう顔はぐしゃぐしゃでみっともない姿を晒す。
kn「あれ、甘イキしちゃった?ナカの痙攣すごいよ」
はっ、はっ、と暑がる犬みたいに息を切らす。達した後特有の気だるさが身体を包む。
kn「…かわいい」
親指の腹でまつ毛に留まる涙を拭ってくれた。汗ばむ額にぺたりとくっつく前髪を、目にかからないように人差し指で掻き分けてくれる。冷たい指先が気持ちよくて心地いい。
甘イキしてどっとだるさが襲いかかってきた。ぼーっとして呼吸を落ち着けていると、下から急にどちゅっ、っと奥をえぐられ律動が始まる。
sm「ん”あッ♡♡..っひい、や”♡」
こちゅっ、と奥を掠めて抉り潰す一つ一つが重たいストローク。ピッタリと密着する結合部。胎内の最奥と彼のモノの切っ先が摩擦しあい、グリグリと刺激を与える。
痛みさえも快楽へ変換されている。ガツガツと壊すように、思いのままに腰を振り、抉られ、嬲られ、口からは言語化できない喘ぎ声がもれっぱなし。
だらしなく空いた口からは唾液が零れ、涙で潤みぼやけた視界。脳は考えることを完全に放棄し、快楽をただ貪る。
sm「あ”ッ、きんときっ…すき、すきっ♡♡」
きんときの首筋に腕をかけて耳で囁く。視界の端で口角を吊り上げて笑うきんときが見えた。その言葉に答えるかのようにストロークは強く重たくなった。ばぢゅつ、と肌と肌のぶつかる音が強く大きくなる。
sm「っ〜〜〜!い”ッ♡♡」
喘ぎっぱなしで喉が潰れてしまい、言語にすらならない声を上げて果てた。
kn「っ…ん」
同タイミングできんときも絶頂へ達していた。射精している間も俺の腰をがっちり掴んで奥へぐっぐっ、と押し付けてくる。奥に叩き吐き出された熱い彼の欲は細胞一つ一つに染みていくような感じがした。
長い射精の後、男根が抜き出ていった。栓を失った後孔から白濁液がこぼれ落ちてくる。それをきんときは指で掬い上げてもとある所へと押し込んだ。
kn「…孕めばいいのに。」
その言葉を聞いて鳥肌が立った。この人からは逃げられない。そんな気がした。
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