コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
【TETTA side】
この空気をどうにかしようと
ベットを離れて
鞄を漁って
「色々買ってきたんだよね、なんか食べる?」
と話題を必死そらす
「ありがとう、食べる」
ベットから出ようとする玲
「あ、玲待って」
「え?」
「キッチン借りていい?」
と聞くと
「え………うん」
一瞬間が空いた
「あ、ごめん嫌だった?」
「いや、平気…すぐ食べれるものじゃないの?」
「温めようかなって思ってさ
少ししたら持ってくから、ここで待ってて?」
そう言うと少し考え込んで
「…俺ソファー行こうかな」
「え?なんで?」
「…いいじゃん別に」
「いやいや、ベットで寝てなよ」
「だって…」
「だって…?」
「……だって…哲汰の姿見えないし…」
「は?」
え?何て言ったこいつ
思わず固まった俺
やばい…
ニヤつきが抑えられない
そんな俺を見て
「……なに?悪い?」
不機嫌そうに
俺の横を通り過ぎてリビングへと向かう玲
…可愛すぎるだろ
毛布を持って急いでリビングへ向かう
「待ってよ~」