僕は君を愛せていますか。
ある日の夜、僕は満員電車に乗った
暑苦しい人と酒に酔ってる人間
僕は電車を降りた
君の声がしたから。
「ねぇ、いつまでそこにいるの。」
「…」
名前も顔も知らない君は何処か悲しそうな顔をしていた。
「線路の外に行きなよ、電車くるから」
「電車、早くこないかな」
「そんな所で待つのは危ないから、」
「…大丈夫、きっとあの人も私を待ってるから、」
そんな健気に笑っていた君はずっと線路に座っていた。
僕は興味本意で君の隣に座る。
君に触れる手が透ける。
あぁ、
僕もう死んだのか。
僕は.
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