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ぬいぬい
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コメント
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うわぁ〜〜〜〜〜〜〜!!この22話、甘すぎて鼻血出そうなんだけど!!?!😭💕💕 「俺、一人暮しなんだ」「連休中俺の家に泊まりませんか?」って渉くんの提案、本当好きすぎる……普段あんなにクールなのに、聞こえる心音が早まってるのとか、背中越しに感じちゃうのエモすぎるでしょ!!「優しくするから」っていうやりとりも可愛すぎて最高……✨ しかも最後にお互い「好き」って囁き合って笑い合うの、尊すぎて永遠に読んでられる!!2人の距離がどんどん近づいてって胸がきゅんきゅんします🫶 柚木さん、素敵エピソードありがとうございます…!!続きめっちゃ気になるけど、この余韻に浸りたい気持ちもあって葛藤してる!!✨
「もしもし……あぁ、俺だけど。あのさ、自転車貸してくれよ……え、声?あぁ……風邪ひいた……うん、ありがとう。休み明けに返すから……うん、じゃ」
重い体を引きずるころ。後夜祭も終わりに近づき、最高の盛り上がりを見せているころだった。そんな中、うまく歩けない俺を渉がおぶって校舎裏の駐輪場につれて来てくれた。
大翔に電話をかけて、あいつの自転車を借りていいのかと了解をとる。立川先生と一緒に帰ったらしいという話をきいて、ぴんときたのだ。
案の定、緑色の自転車はそこにあった。チェーンの番号は知っているので、さっさと外してしまう。
渉が自転車のサドルに座り、その後ろに女座りで乗った。今股を開くことができない状態だという事を、わかってほしい。
ゆっくり振動を伝えないようにこぎだし、俺はそんな彼の腹に腕をまわす。家まで送ってくれるらしい。
「鳴海さん、ごめんね」
校門を出てすぐに、渉が口を開く。
「なにが?」
「あんた痛いことして」
「……まったくな」
「本当はもっと優しくとか考えてたけど、やっぱり無理だね。好きなもんが目の前にあるんだ。我慢なんかできねぇよ」
「……そっちに謝るなら、許してやる」
「なんだと思った?」
「俺を抱いたことに関して……謝ったかと思った」
「俺はあんたを好きになったことも、抱いたことも、どちらも一生後悔しないよ。鳴海さんは?」
「……たぶん、俺も」
「じゃ、問題ないね」
そのとき、自転車が二手に分かれた道路に差しかかる。いつもなら、俺が左に行って彼が右に行ってさよならをする別れ道だ。左に行くものと思っていた矢先、ハンドルを右にきる。ビックリして背を叩く。
「渉、お前逆!俺の家は左!」
「……ふりかえ休日も含めて、明日と明後日休みでしょ?」
「あぁ……そうだけど」
「俺、一人暮しなんだ」
「あ、うん……」
「だからさ、連休中俺の家に……泊まりませんか?」
振り返らずに、提案を述べる。とたんに先ほど一度火照った体が、再度熱をもったような錯覚を起こした。きっと今渉の顔を見れば、いつもの様なポーカーフェイスだろう。
しかし触れている背中から聞こえる心音が、拍子を早くしている。こちらは可笑しくてクククと、声を抑えきれずに笑った。
「優しくするなら……行く」
「それじゃ、すごい優しくする」
「約束だからな」
「楽しみにしてなよ」
さらに可笑しくて彼の背中にもたれながら、小さく好きと囁く。それにこたえるように、低い凛とした声が好きと鼓膜へ囁く。
ウサギのように耳がいい奴だと笑った。渉も笑ってくれた。