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雨音♪
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928
#問答打
あお
1,022
izsg(n度目)です!
御本人様には一切関係ございません!!
sgiさんside
俺は思っているより我儘で、寂しがり屋。そんなこと、誰が分かるんだろう。みんなが見る俺は、そんな一面を絶対に見せないから、分からなくて当然かもしれんけど。
でもさ、恋人は違うじゃん。
俺、ちゃんと寂しいって言ったじゃん。
sg「…嘘つき。」
俺は今、家でizwの帰りを待っている。アイツはテレビ出演が多く、オフィスにいないこと、一緒に過ごす時間が減ることも多々ある。それは別に良い。だってそれはアイツの凄さ、アイツの人望の厚さだから。
でも、いつも決まった時間には帰ってこない。アイツから「今日は18時までに帰ります。」って連絡があっても、結局は21時過ぎ。しかも夕飯は済ませてきたという。一緒に過ごせると楽しみにしていた時間は、izwにとって、そうではなかったんだと痛感した。
今日もそう。19時には帰るなんて言ってたくせにもう22時。夕飯はもうコンビニ弁当で済ませてしまった。いつもなら、健康的な面や、izwと一緒に食べたいからと作るけど、何度も何度も「夕飯やっぱりいいや。ごめんね。朝食べるよ。 」と言われるたびに傷ついたから、もう何もしたくなくて。
sg「…俺たちって…」
本当に恋人だよな…?
sg「…もーいいや。寝よ。」
数ヶ月前なら起きて待ってたんだろうけど、いつも疲れて帰ってくるとはいえ、恋人を蔑ろにするような奴を笑って迎え入れられるほどもう優しくはないから。
izwさんside
iz「ただいまー。…あれ?」
いつもなら、なにかしら返事が来るはずなんだけど、今日は何も返ってこない。もしかして寝ちゃったのかな?
iz「(最近構ってあげられてないからなぁ…)」
時間通りに帰ろうとしても、他の出演者の方に、俺の知識量に感嘆したと話しかけられたり、食事に連れて行って貰ったり、嬉しいけど、いつも時間通りにならず、恋人を待たせてしまっていることに罪悪感を覚える。でも、俺の恋人は少年のような遊び心を持ち合わせながらも、1番大人なsgiさんだ。文句も何も言わず、分かってくれているんだと思っていた。
iz「…sgiさんと、最近会話してないかも。」
なんなら、声すらも聞いていないかもと思うまでは。
iz「…あ、寝室にいた。」
やっぱり寝てたみたい。そーっと近づいて、様子を伺う。
iz「(ぐっすり眠ってる……ん?)」
彼の近くには、スマホが置いてあり、動画を再生しながら寝落ちしたのか、小さい音だったけど未だ動画が流れていた。
iz「(何見てたんだろ)」
起こさないようにゆっくり取ると、とんでもない一言がスマホから聞こえた。
「そんな恋人は自分から捨ててください!」
iz「!?」
その動画のタイトルを見ると、”愛してくれない理由TOP8!”とあった。
iz「……”愛してくれない”?」
…なんでそんな動画を…
…いや、心当たりがある。
だって…ずっとずっと…恋人を1人にさせてしまったんだもん…
iz「俺の、せいで……」
どうしよう…俺、いつも”◯時に帰る”って言ったのに出演者たちに色々話しかけられたり飲み会に連れられたりして、そこで楽しんでしまって何時間もオーバーしてしまって…いや、言い訳なんてしちゃいけない。自分が断れば良かったんだ。用事があるって、何か理由をつけて帰れば恋人を悲しませずに済んだんだ…。
iz「…ごめんなさいっ…」
いつも一緒に寝るけど、今の俺にそんな資格はない。
iz「……どうしたら…許してもらえるかな…。」
俺は、同棲中初めてsgiさんと一緒のベッドで寝ることはできなかった。
iz「…ん……いてっ…」
ソファなら寝れるかなって思ってたけど、やっぱり痛いな…
iz「…7時過ぎ…sgiさん起きているかな?」
ソファが置かれているリビングには姿は無かった。なら、sgiさんの部屋にいるのかもと思い、部屋の前へ行き扉をノックした。ちゃんと謝って、sgiさんに愛してるんだって言いたいから。
iz「…?いないのかな。」
反応がない…悪いけど、入らせて貰おうかな。
iz「……えっ?」
その部屋は、以前入った時より、質素になっていた。机に置かれていたはずの写真、俺が誕生日プレゼントとして送った、sgiさんが好きなアニメのグッズ、俺と一緒に買って、飾ってあったはずのお揃いのネックレス。他にも色々と消えていた。
iz「…何で…」
……もしかして、1人で引っ越そうとしてる?
それなら、物が少し減っていっているのも頷けるけど…
iz「…そうか…俺はsgiさんと過ごす時間を減らしてしまったから…そのことに気づけなかったんだ。」
もしかして…今いないのも、荷物をまとめて向こうに持っていってるから…?
iz「…だとすれば…もう取り返しがつかないってこと…?」
今更…謝ったってもう遅いんだ…
後悔するには…遅すぎたんだ…
sgiさんside
俺は家にいたくなくて、fkrさんをカフェに呼び出して、俺の悩みを聞いてもらっていた。
fk「…それで、どうしたいんですか?」
sg「…俺っ…別れたいのか分からなくて…」
fk「…まぁ、今回に関しては、izwが悪いけど…アイツ、クイズばっかやってて恋愛に関しては多分初心者なんだよね。それに、きっとsgiさんを愛する気持ちは本当なんだと思うよ。そして、sgiさんも、”寂しい”って、言っていいと思うよ?きっと、sgiさんは大人だからとかいう理由で大丈夫だって思ってるだろうから。」
sg「…でも、いつも一緒に寝るのに…今日ソファで寝てた…それって、俺といたくないからかな…」
fk「(無意識惚気…)何か理由があると思うけど…なんだろう。」
sg「……?izwからメール…。」
“sgiさん、俺にチャンスをくれませんか?もし、貴方が良ければ、家で待ってます。”
sg「…。」
fk「…行ってきたら?」
sg「…うん。ありがとう、fkrさん。付き合ってくれた分、商品代払うから_
fk「ちゃんとizwと話し合って、仲直りすることが、俺へのお礼ということで。」
sg「…!」
fk「お会計は済ませておくから、早く行って!」
sg「…ありがとう、fkrさん。」
izwさんside
どうかな…後悔してももう遅いかもしれないけど…話し合いもせずに諦めたくない。俺はまだ謝っていない。そんなの、不誠実だから。もし謝って許されなかったなら、諦める覚悟も………
ガチャッ
iz「!」
帰ってきた…?
そういえば、”ただいま”って言ってない…いつも玄関からでも聞こえる声で言ってくれたのに…いや、俺が寂しい思いばかりさせたからだ…
sg「……何の話?」
恋人が素っ気ない…悲しい…俺はこんな思いを彼に何ヶ月もさせてしまっていたんだと痛感した。
iz「…本当にごめんなさい。俺は、いつもsgiさんに寂しい思いをさせてしまった。帰りが遅くなったり、愛を言葉や態度でちゃんと伝えなかったり、夕飯時にも、家で1人にした。恋人失格だと思う。別れたいって思ってるかもしれないけど…俺は別れたくない…あまりにも我儘だけど、俺はsgiさんが大好きです。愛してます。だから…俺に、チャンスをくれませんか?」
sg「……。」
こんな我儘なこと、断られたっておかしくない。だけど、チャンスをくれるのなら、やり直させてほしかった。今度はちゃんと、向き合いたいから。
sg「…ええよ。俺も、寂しいってハッキリ言えなくて、悩ませた。ごめんな。」
iz「…!sgiさんっ!」
ギュッ!
sg「!?///izwっ…!?//」
iz「ありがとうございますっ!大好きです!愛してます!!」
sg「…!//俺もっ…大好き…//」
これからは、ちゃんと伝えよう。大好き、愛してるって言葉で。
終わり
この下の方に軽い短編後日談ありますのでそちらもご覧いただけると嬉しいです!会話文だけですけど
後日談…
勘違い
iz「そういえば、引っ越そうとしてるんじゃ…?」
sg「?引っ越し?そんなん考えてなかったな…」
iz「…え?だって部屋の家具とかが…」
sg「…あぁ、あれか。って、勝手に部屋に入ったん?」
iz「…あ。」
sg「…はぁ。まぁ、今回はええけど。写真とか、izwに貰ったものとか、目に入るのがつらくて、鍵付き戸棚に入れたんよ。」
iz「あっ…(つまり俺のせいで、俺の勘違いだったってこと!?)」
sg「そういえば…何でソファで寝てたん?」
iz「あ、それは…sgiさんが夜、あの動画を見ていて、俺のせいだって思って…一緒に寝る資格がないと思って…」
sg「……俺ら、すれ違ってばっかだったんやな…」
理不尽だ
またカフェにて
sg「…fkrさん、ありがとう。仲直り出来たよ。」
fk「それは良かった。……で、izw、こっち睨まないで。」
iz「…。」
sg「izw、fkrさんは相談に乗ってくれたんよ。やから、そんな睨まんといてや。」
iz「…sgiさんがそういうなら。(このカフェ、行ったことないのにfkrさんと2人きりなんて…!)」
fk「…(なんて思ってるんだろうなぁ…理不尽だ。)」
終わり
少ないし短いですが、閲覧ありがとうございました!感想たくさんくれると嬉しいです!たくさんお願いします。
コメント
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うわあ…もう胸がぎゅっとなるお話でした。sgiさんが「寂しい」ってちゃんと言ったのに、izwさんに届いてなかった切なさ。でもお互いを想う気持ちは確かで、後日談の「勘違い」のやり取りがまた愛おしい。fkrさんがいい味出してますね。仲直りできて本当に良かった。すれ違いながらも、ちゃんと向き合おうとする二人が素敵です。