『episodes6 もう一回』
【翌朝】
永「…はぁ…」
一晩冷たい床で寝ていたせいか背中がとてつもなく痛い
筋肉痛のようだ
永「…東雲」
東「…」
永「…起きてないのか」
どうやら俺が1番早く起きたようだった
?「…あれ、起きてたんだ」
永「…」
起きてたのかよ
?「よく寝れた?」
永「…床だからあんまり…ていうか…」
コイツ未成年だよな…?
永「…なんでタバコ吸ってんだよ…」
?「あぁ…趣味だよ。趣味」
永「…」
仄「あ、俺の名前は仄暗鎖。よろしくね」
永「…よろしく」
望「…起きてたんだ」
永「ロボ男、いつのまにか起きてたのか」
望「…うん」
仄「…ロボ男っていうの?」
望「…あだ名だよ」
仄「可愛いじゃん。よろしくね、ロボ男」
望「…」
望はなにも言わずにここから離れていった
【数時間後】
姫「おはよ、柊命!」
永「おはよう」
東「お、おはようございます…お二人とも」
永「おはよう」
姫「おはよー!」
朝になり続々と人が起きてきて賑わいを取り戻し始めていた
姫「そういえばさ…いつくるんだろ…」
永「何が?」
姫「ほら…あの戦いが」
東「…確かに…前触れもなくくるんですかね?」
永「…それは困るな、トイレしてる最中に来たら大事故だろ」
姫「だよね!お風呂の最中とかだったら…」
東「裸の状態で送り込まれるってことですかね…」
伏「俺たちにとっては大サービスじゃん」
永「うわっ、いたのか」
伏「酷いなぁ」
永「日頃の行いだよ、クソガキ」
伏「そういえば次の戦いは30分後だって」
姫「え?」
東「そ、そんなのどこで知ったんですか…?」
伏「黒板に書いてあるじゃん」
黒板を見ると
『9時 遊園地』
そうデカデカと書いてあった
永「遊園地…?」
姫「確か前回も行き先が書いてあったから…次は遊園地ってこと!?」
伏「いいじゃん、無料で乗り物乗り放題」
東「いいんですかね…」
永「…またバケモノ退治なのか?」
伏「そーじゃないの?」
もし次もバケモノ退治だった場合、ロボ男と一緒に行動した方がよさそうだな
ただ本当にまたバケモノ退治なのか…?
【30分後】
永「時間だ…」
アレから30分経ち、時間がやってきた
前回と同じように体が徐々に崩れていく
永「東雲」
東「…なんですか?」
永「そっちに迎えにいく、だから待っててくれ」
東「は、はい!動かずに待ってます!」
そう言いながら俺たちの体は完全に崩れていった
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