na「きんとき」
その一言が喧嘩の発端だ。
きんときside.
na「きーんとき!」
kn「も〜wなぁに?」
na「んふwあのね?お願いがあるの」
kn「何よw」
na「夜ご飯の時にスイーツも出して欲しいなぁって…」
na「ダメ?」
俺の彼女はおねだりの仕方が可愛いんです
うるうるした瞳で上目遣いして、俺の腕を自分の体に擦り付けて…!
可愛いんです!()
kn「いいよw」
kn「作ってくるから少し待っててね、」
na「はぁーい」
nakamu side.
はぁ…冷静を装え、nakamu。
お前の彼氏は浮気なんてしない…、はず
俺はこの前、きんときのスマホの通知に気づき、スマホを見た。
スマホの画面には、画面いっぱいにトーク画面が広がる。
トーク相手は…、メンバーかな?同僚かな? と思い確認をすると…、
俺が知らない人の名前だった。
まぁね、俺も束縛は強くないか「俺が知らない名前!誰!?」とまではならない。
でもそれは普通の場合。
今は違う
華のある、品のある名前が目につく。
早く目を離したいのに、その名前に釘付けになる。
トーク画面だって、話してる内容によっては許せたよ。
でも、許せない。
「この前はありがとう!楽しかったよ♡今度いつ会える?」
「彼女さんにはバレないようにね?w」
「バレたら私達のタノシイ事も終わりだからね、気をつけてね」
…この文から考えるに…”浮気”
これしか出てこなかった。
この言葉しか頭に無かった。
ねぇきんとき、愛してるのは俺だけだったの?
きんときからしたら俺はお遊びだったの?
「大好きだよ」
「愛してるよ」
「可愛いね」
この言葉は全部嘘だったの?
俺はきんときが大好きだ。
だからこそ、疑いたくない。
でもさ…、こんなに証拠があったら疑うしかないよね
na「きんとき。」
na「話がある。俺の部屋に来て」
ついに耐えられなくなって、夜ご飯の後、俺はきんときを自分の部屋に呼んだ。
コメント
4件
おっふ。好きです。
WTの作品、めっちゃ好きなんで、ありがたい!! 次回が楽しみすぎる! 無理せず、やってね~!!