テラーノベル
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両片想いkugrですギャグです
⚠️
ご本人様には一切関係ありません‼️‼️
「はいおつかれー」
lorの一言で、撮影ムードが一気にリラックスムードへ切り替わった。
「じゃあ僕寝るね、おやすみー」
「はっや笑」
「相変わらずだな」
「仕方ないよ、krh忙しいから」
krhが一瞬でサーバーから抜けると、残された5人はあまりの素早さに笑ってしまう。
「全然眠くないねんけど」
「わかる」
「なんかする?」
「周回でもするか」
「えっ1人余るよ?笑」
「じゃあ観戦はkuちゃんね!」
「え?」
「え?」
grgnのその提案に、もちろんkuは黙っていない。
他の3人はまた始まったよ、と言わんばかりに口を閉じた。
「だってkuちゃんとレイダースやるのやだし」
「えー、grgnも自我ですぎてて周回するとき邪魔じゃない?、笑」
「マウントとってくるよりはマシ!」
「lorどう思う?」
kuはlorに味方してもらおうと声をかけたが、lorは「せやなー、」と言葉を濁す。
「まぁ今回は私情やからkuチャンネルいっとくか」
「よっしゃ」
「えー」
「lorわかってんねぇ、さすがだわ」
grgnは「いいもん俺ももう寝る、」と拗ねたようにぶつぶつ言っていたが、急に嬉しそうな声を上げた。
「あ!」
「なんだようるさいな」
「ひどくない??」
「どしたん、」
「krhから連絡きた、今から一緒にスプラしよーだって」
「あいつ寝てないんかい」
「寝れないんだって」
ふーん、という微塵も興味がなさそうな相槌を入れているのは誰だろうか。
しかしgrgnは全く意に介さず、ご機嫌のまま退出していった。
「じゃあやるかー」
「kuちゃんのことミュートしとく?笑」
「ふざけんなよ笑」
「ほら早くやるよ」
「clcs準備早笑」
「うっきうきじゃん」
こうして平和に夜は更けていく。
はずだった。
深夜2時を回った頃。
全員が無言で集中していたタイミングで、kuがこんなことを言い出した。
「grgnとkrhって仲良いよな」
3人はその発言の意図が分からず、「まぁ」「そうやね」と曖昧な返事を返す。
「……付き合ってんのかな」
「ぶっっっ」
誰かが思いっきり吹き出した。
そして爆速でlorとmrtnとclcsのライングループが作られた。
『え嘘だよな??』
『さすがにふざけてるか一旦』
『なんでそうなる???』
3人の吹き出しが殆ど同時に現れた。
『だってどう考えてもお前ら両想いだろ!!!!!』
『krhですら気づいてるのに本人気づいてないのなに??』
『少女漫画すぎてきしょいわ』
そう、kuとgrgnは誰がどこからどう見ても両想いなのだ。ラブラブなのだ。
なのにその渦中にいるkuは、grgnの気持ちに全く気づいていない。
『なんでさっきあんなにイチャついといてkrhと付き合ってるとか思いつくの???』
『ほんまにな』
『私情ってそうじゃん、そういうことじゃん』
『なんかムカついてきたわ』
普段から私情という名のイチャつきに巻き込まれてきた鬱憤と、普通に深夜テンションで、3人は非常に気が短い。
「さっすがkuチャンネル、ゲイのプロやわー笑」
「2人が付き合ってるわけないじゃん笑」
「考えすぎだって、笑」
「えぇ……そうかぁ、?」
kuの煮えきらない返事に、3人は怒りというか呆れというか、もうどうにもならない感情が湧き起こってきた。
『なんかもう可哀想になってきた』
『これはちょっと頑張るしかないか』
『しゃーないな、』
そんなやりとりと共に、このライングループにkrhが追加された。
なんとしてもこの2人をくっつける、そんな固い決意が生まれた瞬間だった。
*
数日後。
今日は撮影ではなくただ遊ぼうと言っていたのだが、kuは配信をすると言って今日は欠席だ。
「5人って微妙やな」
「ねー……」
「配信凸ってみた!とかやる?笑」
「笑笑、あり」
何をするか少し悩んでいると、lorが「あ」と何かを思い出したように声を上げた。
「どしたのlor」
「やばい今日美容室入れてたんや忘れてた、今何時や、」
「今ねー4時くらい」
「あー……終わったわ、ちょっと行ってくる」
予約は果たして何時だったのだろうか。
ばたばた、とlorのマイクが音を拾っている。そして「また夜な、」と言ってlorのアイコンが暗くなる。
「……4人だしイカップルやる?」
「それclcsいる方が勝つやん!笑」
「気持ちよくなりたいだけじゃねーか」
「いやストレスも溜まるからwin-win」
「あぁすみません、笑」
やいのやいの言いながら、4人はゲーム機を準備する。
そして1時間ほど和やかに遊んでいたのだが、そこで事件は起きた。
「あ、kuちゃんの配信にlorが凸した」
grgnのその報告に、3人もkuの配信を見始めた。
「あいつほんとにやったんかよ笑」
「めっちゃ同接増えてる!」
「lor楽しそ〜笑笑」
「kuちゃんもlorいるとイキイキするよね」
「やっぱ話合うんだろうね、……」
ここでぱた、と会話が止んだ。
明らかに発言量が少ない人が、1人。
……まさか。
……まさかね、うん。
「……付き合ってるのかな」
なんという既視感。
『集合集合』
『lor今すぐ配信切って』
『grgnもあっち側だった!!!!』
『終わりだ!!!!!』
ライングループでは祭りの如くエクスクラメーションマークが飛び交っている。
「いやそんなわけなくない?笑」
「いや…だってkuちゃんって明らかにlorのこと好きじゃん」
『kuちゃんは明らかにお前のこと好きだが??????』
「えぇ……」
「そうかなぁ」
「2人とも紫だし気も合うし」
『lor、今日からMBTI緑になって』
『無茶言うなや、どういうことやねん』
この会話を聞いていないlorからすれば、唐突に意味のわからない指示をされてもはや怖いだろう。
「スプラ界の月とLとか言ってるし」
「いやそれはlorが勝手に言ってるだけだろ笑」
『lor、今すぐデスノートネタ言うのやめて』
『え、なに?grgnなに話してんの?』
『かくかくしかじか』
『俺も悪いか、、、』
lorも悪いということで結論づけられた。
「……grgnも可能性あると思うよ、全然」
「そうだよ仲良いじゃん!」
「……うん」
mrtnとkrhの優しいフォローが入った。
clcsは適当な相槌だけである。自分と同等以下の生物には、興味がないため。
「ありがと……」
grgnの落ち込んだ声に、3人はやはりはやくくっつけないといけない、と決意をさらに固くしたのだった。
*
「本音当てゲーーーーム!!!!」
「いぇーい!」
「よいしょー!!」
その数日後の撮影。
「はいということでルール説明していきます」
「foooooo!!!」
「今日lorのテンションおかしくない?笑笑」
「いぇぇぇぇぇい!!!」
「clcsのこんな大声初めて聞いたわ笑」
今日一本目ということで、皆いきいきしている。
しかし、いきいきしているのにはもう1つ理由があって。
「まぁ前clcsがやってたのみたいにー、匿名で本音を書いて、当てるって感じです」
「なんだパクリか……」
「さすがkrh笑」
「もーうるさいなぁ」
やいのやいのと言いながら、4人のライングループに吹き出しが現れた。
『手筈通りにね』
krhからのメッセージ。
『あーい』
『抜かりないぜ』
『clcsのそんな口調初めて聞いたわ笑』
『mrtnは同じようなことしか言わんね』
『いいだろ別に』
そう、この企画には大きな目的があるのだ。
え?なになに目的って!!と思った皆さん。まぁこの先を読めばわかりますよ。
あー……と思った察しの良い皆さん。さすがです。
「じゃあフォームに書き込んでください」
krhがフォームを送ってしばらくすると、kuが声を上げた。
「え、なんか順番めちゃくちゃじゃね?」
「え、確かに。lorからじゃないんだ」
「そうそう、今日ちょっとランダムでやってみた」
ふーん、とkuは特に興味なさそうな相槌を打って黙った。自分から聞いておいて。
「お、みんな来たわ。じゃあ最初mrtnからねー」
mrtn、clcs、krh、lor、という順で進行していき、次はkuの番。
「えー、『いつまで生きられるのか心配』……って、俺そんな歳いってねーよ!!!」
「wwwww」
「やばい笑」
「優しいだろもはや笑」
そして、1番下の欄。
kuは先ほどまでより少し間を空けてから読み始めた。
「『grgnのこと好きすぎ』、いやこれわかってないねー、笑」
lorが入れたそのメッセージは、軽く躱された。
4人は内心くそ、と思いながらも援護射撃を入れる。
「いや好きだろー!笑」
「私情って恋のことだろ笑」
「まぁkuちゃんゲイだからね……笑」
grgnは何も言わない。
「え、grgn黙ってるけど大丈夫?告白されてるよ?」
「告白してねーわ、」
「ありがとうkuちゃん…でもちょっとあれやわ、歳が」
「なんで俺振られてんの???」
「笑笑」
『grgnそこはちがうよ……』
『まぁでもエンタメとしては及第点やな』
『まぁまぁまぁ次がある、』
答え合わせの後、grgnの番になった。
「てかあれlorなのかよ……」
「いや最近私情ひどいやん」
「そこまでか?」
「えーkuちゃんそんな嫌やったん笑」
grgnのその問いかけに、4人は一瞬で臨戦体制に入った。
「嫌っていうかあれだよな、わざわざ言うほどか?っていう」
「言うほどだったよ」
「うん」
krhとclcsの適当なフォローが入った。
「じゃあgrgnねー」
1つ2つと読まれていき、grgnが詰まったのは3つ目の回答だった。
「『私情っていうかただのイチャつきにしか見えない、多分grgnもゲイ』、ちがうから!!」
しかしこちらも意外と動揺せずに読み上げた。
「なんか私情いじり多い笑」
不自然に思われないようにと、mrtnは“あくまで偶然”というふうにそう笑った。
「まーまーまー実際そうやからね」
「あとkuちゃんがゲイで確定してる笑」
「それは事実やん笑」
「これまたlorやなー、笑」
「あとこれ最後本音っていうか偏見だろこれ」
kuも特に動揺を見せずに冷静に指摘している。
『意外と手応えなしか?』
『いやーでもバタフライエフェクトになってほしいね』
『周りからの見え方?みたいなんが伝わったのは前進やないの』
『たしかに』
そこからは何も滞りなく進んでいった。
「はーい、じゃあ撮影終わりね」
「おつかれぃ」
「おつー」
さすがに気になるのか、いつも即抜けているkrhも今日は通話を抜けない。
「今日も良い撮れ高あったね、笑」
「最近私情組好きーって人多いもんな」
「コメ欄にまた書かれるわ……」
kuががっかりした声音でそんなことを言うので、4人は一斉に反論する。
「なにお前落胆しとんねん嬉しいくせに」
「そーだよkuちゃん、美味しいと思ってるでしょ?」
「あと動画とか抜きでも別に普通に私情じゃん」
「普通に私情ってなに笑」
「もうわかったわかった、この話やめよ」
分が悪いとわかると、すぐに引いてしまった。
「というかこの前話したからみんな記憶に新しかったんかな」
「え、いつのこと?」
「…、あ、kuちゃんとlorがいないときじゃない?」
「あーあれか」
「えなになに、なに話しとったん」
「あーそれはその、黙秘、!!」
口が滑ったのをようやく自覚したgrgnは慌てて大声を出すが、流石にこのチャンスを見逃せるほど甘くはない。
「kuちゃんの配信にlorが凸ったことあったじゃん」
「あーあったね」
「そんときにgrgnがさぁ、2人仲良いけど付き合ってんのかなーみたいなこと言ってて笑」
「wwww」
「もー全部言うやんmrtn」
あーもー、というgrgnの声に少しばかりの拗ねが感じられる。
「でも普通にgrgnとも付き合ってるように見えるよってフォローした」
「なんのフォローやねん笑」
「でもそうでしょー」
「まぁそうやね、笑」
「見えないだろ!」
ここまでのkuの発言回数はゼロである。
お、これはいいのでは、という雰囲気になってきたところで、lorがトドメとなり得るエピソードを引っ張り出した。
「そういやこの前kuチャンネルも同じようなこと言ってへんかった?」
「言ってない言ってない、まじでこの話終わりな」
「いや終わらんけど」
「えっ僕知らないんだけど」
因みにkrhは4人のライングループで事情を聞いているので、これは真っ赤な嘘である。
「先週くらいの撮影後に……あっkuチャンネル抜けた」
「笑」
アイコンがひとつ減った。居た堪れなさが限界突破したのだろう。
「まぁええわ、そう、krhがgrgnのことなんか誘った日あるやん」
「あーあったね」
「そんときに『あいつら仲良いけど付き合ってんのかな』って」
「あんま似てないな……笑」
話が途切れた。あとはgrgnの反応が気になるところだ。
少しドキドキしながら、彼の言葉を待つ。
「……kuちゃんってもしかして」
『いいぞいいぞ』
『ついにか……』
『長かったな』
ついにkuの想いが伝わったのだろうか。4人はその続きの言葉を待ち構える。
「krhのこと好きなの……?」
この瞬間このサーバーは世界一静かな場所だったに違いない。
『そんなわけないやろ!!!!!!』
『なんでそうなる!?!?!?!?』
『えネタじゃないの???!???』
『ここまでバカだったか、、、、、、』
そしてこのライングループは世界で一番うるさいグループだったに違いない。
「……grgn」
「うん、?」
「お前やっぱ〇〇〇やろ」
「えなんで!?」
「ごめんこれは同意せざるを得ない」
「なんでkrhのこと好きとかなるの、信じらんない」
「えぇなに、、?」
2人の両片想いは、まだまだ続く。
TO BE CONTINUED……?
読んでくださってありがとうございました!!!🫶🏻
なんかギャグなのにめちゃくちゃ長くなったので一回切ります!!
たぶん2人とも頭いいからこんなこと起こらんやろうな、、と思いつつ、周りを巻き込むバカップル好きすぎて書いちゃいました
続きはまだ書いてないけどがんばりまーす
君の運命になりたい
#みるぐり
らーゆ
177
#リオラ、コウチャンネル、ぐりげん、みるとん、キルハ
コメント
3件
最高です本当に!!鈍感すぎますねぇ、、それが可愛いんですけどね♡
あ〜第2話、めっちゃおもしろかったです!😂 「grgnとkrhって仲良いよな→付きってるのかな」からの流れは完全に想定外で、思わず吹き出しました。周りの3人が「もう可哀想」ってなってるのも分かる…(笑) そしてラストの「krhのこと好きなの…?」で全てを持って行かれました。**ここまで鈍感だと逆に才能**。 ギャグと温かさのバランスが絶妙で、次の展開がめちゃくちゃ気になります!続き、楽しみにしてますね✨