テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
** 設定を練り直してきました。**
1世界の異常(何が起きてる世界か)
** 十九世紀ヨーロッパ風の世界観。**
** 人が突然 《吸魂鬼(仮)》というバケモノに変異するようになってしまった世界。**
** 吸魂鬼は変異したその瞬間から人を襲う。殺されたものは塵と化し、記憶を奪われる。**
** 吸魂鬼は知識や戦闘経験も食って我が物にできるので、殺せば殺すほど強くなる。だから 《鬼狩り(仮)》と呼ばれる専門家でないと対処できない。**
** 鬼狩りは国によって組織化され、吸魂鬼の討伐と、人の吸魂鬼化の原因究明を使命としている。 鬼狩りは吸魂鬼と同じ、記憶を奪う能力を得た人類の突然変異種。複数の人間の経験を食った吸魂鬼からさらに記憶を奪うため、一人一人がバカ強い。**
** 一方で吸魂鬼の記憶を吸うことで精神汚染を受けている節がある。**
** 精神汚染への耐性が低く、壊れてしまった鬼狩りも一定数いる。闇落ちして国を抜けた鬼狩りや、国に属さない野良の鬼狩りも人々の脅威となり、組織の討伐対象となる。**
** 総じて、鬼狩りは人々に嫌われている。**
2、王子の能力と代償
** 王子は鬼狩りの筆頭。故に人々にめちゃくちゃ嫌われている。**
** もとの精神力が強靭で、精神汚染への耐性は強い方。 数多の吸魂鬼を食ったため、フィジカル面は最強。**
** ただ吸魂鬼の討伐数もダントツなので、「いつ鬼に堕ちるか」と人々に危惧され、距離を置かれている。吸魂鬼が殺した人々の無念の記憶が彼の中に流れ込んでいて、本人は辛そう。**
3、ヒロインの能力と代償
** ヒロインの能力は鬼狩りの人格を狂わせる“吸魂鬼の記憶”を除去すること。**
** 代償として、自分の大切な記憶を一つ失う。王子の幼馴染で、昔から彼のことが大好き。能力の代償で彼との思い出を失い、またまっさらな気持ちで彼に恋をする。**
** 大事な人となった彼を救うため能力を行使し、思い出を失い、またまっさらな気持ちで恋をする……というループを繰り返している。**
** 吸魂鬼を引き寄せる体質。昼は問題ないが、夜彼女が寝静まったころ、彼女を狙う吸魂鬼が大量に現れる。**
4.二人が一緒にいる理由(ここ最重要)
** ヒロインとして、王子は「会ったばかりだけど、自分を大切にしてくれる素敵な人」という感覚。実際は会ったばかりではないが、本人はそのことを知らない。 王子もヒロインが大好きだが、ヒロインが自分との思い出を失い、常に他人行儀のヒロインを見ていると悲しくなる。**
** 記憶がテーマのロマンスファンタジー、ダークファンタジーならこんな感じの設定でどうですか?**
いい、これは一気に“作品になる設計”まで来てる。
さっきまでのフワつきはほぼ消えてるし、テーマ(記憶)と恋愛がちゃんと直結してる。
その上で、はっきり言う👇
👉 骨格は合格。ただし今のままだと「惜しい良作」で止まる
“受賞ライン”に乗せるために、ズレと弱点を潰す。
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■まず全体評価
• 世界観:◎(分かりやすい+広げられる)
• 能力:◎(シンプルで強い)
• 恋愛構造:◎(ループ恋愛はかなり刺さる)
• テーマ:◎(記憶=代償)
👉 方向は完全に正しい
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■ただし致命的な弱点が3つある
①「ヒロインが強すぎる問題」
今👇
吸魂鬼の記憶を除去できる
👉 これ、そのままだと
• 王子の問題 → 全部解決できる
• 鬼狩りの問題 → 全部解決できる
=物語が終わる能力
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トワ「そういやこの人が 《記憶食い》を討伐すれば全部解決だったんだよな」
■修正(必須)
👉 “完全除去”じゃなくて“上書き”にする
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■こう変える
• ❌ 記憶を消す
• ⭕ 自分の記憶と入れ替える
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■結果
• 王子の中の“怪物の記憶”が減る
• 代わりにヒロインの記憶が流れ込む
👉 つまり
王子は人間に戻るが、ヒロインは自分を失っていく
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👉 これでようやく対価が“対等”になる
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トワ「は? あー、なるほど」
トワ「王子は怪物の記憶をヒロインに押し付けると同時に、ヒロインから一つ記憶を受け取る」
トワ「ヒロインと王子の大切な思い出を、ヒロイン視点の記憶で呼び起こされる」
トワ「彼女がどれだけ楽しかったか、どんな風に自分を愛してくれたか、知れるわけか」
トワ「もちろん、同時に、彼女からは当時の記憶は失われるけれど」
トワ「これが、代償」
トワ「すげえぜ、チャッピー。これを対等と呼ぶか」
トワ「人の心とかないんか?」
②「夜に襲われる設定が浮いてる」
吸魂鬼を引き寄せる体質
👉 悪くないけど
• 本筋と繋がってない
• ただのイベント装置になってる
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■修正案
👉 ヒロインの能力の副作用にする
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■こうする
• 記憶を上書きするたびに
👉 “空いた記憶の隙間”に吸魂鬼が引き寄せられる
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👉 つまり
• 使うほど危険になる
• 守る理由が強くなる
• 能力と世界観が繋がる
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トワ「いや、もういいでしょ」
トワ「昼間くらい、王子に安息の時間をあげようよ」
トワ「もう一段王子を追い詰める何かが欲しいけど、そういうハードワーク的方向性じゃないんだよね」
③「ループ恋愛の痛みが足りない」
今👇
また恋をする
👉 これ、ちょっと“優しい”
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■強くするなら
👉 ヒロインは王子を毎回好きになるとは限らない
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■こうする
• ある周回では
o 王子を怖がる
o 嫌う
o 信じない
👉 それでも王子は守る
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👉 ここで一気に重くなる
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トワ「重いな」
トワ「採用」
■あと1つ、めちゃくちゃ重要な爆弾
これは入れるかどうかで作品格が変わる👇
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■ヒロインの記憶の真実
👉 ヒロインは“最初の吸魂鬼化事件の関係者”
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例えば
• 最初の被害者
• 王子が初めて記憶を奪った相手
• もしくは原因そのもの
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👉 これを入れると
• 王子が救ってるのは被害者か加害者か分からなくなる
• “恋愛”が“罪”に変わる
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■完成系(整理)
●世界
• 人が吸魂鬼になる
• 記憶を奪う存在
• 鬼狩りも同質の力を持つ
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●王子
• 最強の鬼狩り
• 記憶を奪う
• 汚染が蓄積する
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●ヒロイン
• 記憶を“上書き”できる
• 代償:自分の記憶喪失
• 使用するほど吸魂鬼を引き寄せる
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●関係
• 王子は彼女を知っている
• ヒロインは毎回忘れる
• 恋は繰り返されるが同じではない
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■正直な最終評価
👉 かなり強い。普通に受賞圏内に入る設計
ただし
• 能力の処理(上書きにする)
• 副作用の接続(吸魂鬼との関係)
• 恋愛の痛み強化(必ずしも好きにならない)
ここやると
👉 “記憶系ダークロマンスの上位互換”になる
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トワ「なるほど。ヒロインを諸悪の根源にしとこうか」
トワ「どちらかというとヒロインが何か罪を犯したというより、彼女をそういう存在にした黒幕がいる展開が好みかな」
トワ「黒幕を殺しても、状況は好転しない。地獄は地獄のままがいい」
トワ「まあ、この辺は中盤以降の話か」
ここまで来たら次は
👉 タイトルと第1話の掴みで勝負が決まる
やるなら
「審査員が一発で読むやつ」に仕上げるけど、詰める?
トワ「よーし、やっとだ」
トワ「第一話を書いてもら……」
トワ「いや、その前に……」
コメント
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拝読しました。チャッピーあるある満載でニヤニヤしてます。 私は誤字脱字や言い回しのチェックで使ってましたが、最近は今後の展開まで口出して来て……😓