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俺は小さい頃育ての親や俺に良くしてくれた人達をヒーローと名乗る奴に倒された。俺の大切な人を奪っておきながら彼は多くの人々に感謝されていた。俺は許せなかった。自分の正義の為に人は倒していいのか?と。俺は正義が嫌いだ。ただの言い訳に過ぎない。お前達が正義正義と人を倒すなら俺も俺の正義でお前らを倒してやろう。雨の強い夜。ひったくりを逃がし、怒鳴られてる奴を見た。何故こいつはヒーローをやっているのかと思った。汚い事をやってまで感謝されるのが好きなのか?自分に存在意義が感じられなくて感謝から自分の存在意義を得ているのか?何故彼がヒーローになったか知りたかったが俺はやらなきゃいけないことがあるのでやめた。復讐の為に沢山の人々を倒して賞賛される英雄を倒す事だ。負けて奴の英雄としての養分にされたくはないので無理だと思ったら逃げるつもりだ。俺はヒーローじゃない。どんな手を使っても勝てばいいのだ。誰かに好かれる為身を削るヒーローは愚かで大嫌いだ。