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「四季結界世界線編ー後編ー」
【秋のゴーストブラックガール:ルクマ】
【概要】
『四季が場所によって管理された世界』のルクマ。判別名は『秋ルクマ』か『ルクマ(秋)』。
空虚で何事にも無関心な性格をしているが、彼女の世界では彼女が一番強い。
秋の結界管理者なのでもちろん秋の稔りを司れるのだが、幽霊などの霊に関するものを召喚する特殊能力もある。
ノアたちの能力が開花する前、自身を地面に生き埋めにして生命力を世界に還すことで、四季の平衡を保っていた。
【ショット名】
拡散ショット:オータム・グレイヴ
秋を管理するルクマの拡散ショット。
相手を土へ還すように、低速の黒弾を扇状に放つ弾幕。
一発一発が重く、墓標が並ぶように相手の逃げ道を塞いでいく。
死は救済って、誰かが言ってたでしょう?
集中ショット:ポルターガイスト・シックル
秋の管理人、ルクマの集中ショット。
霊体で形成された巨大な鎌を召喚し、前方を薙ぎ払う弾幕。
鎌の軌跡には霊が吸い寄せられるように集まり、最後は一本の漆黒の光線となって相手を貫く。
本気で「刈り取り」にかかるとき、そこには秋の稔りも、命の灯火も、残らない。
残るのは、永遠に近しい生命を持った…私だけだ。
【スペルカード名】
スペカ1 『黒薔薇 稔りがもたらす安寧と不運』
秋を見つめるルクマのスペルカード。
読み方は「『くろばら みのりがもたらすあんねいとふうん』」。
秋の豊穣と不運を操る弾幕。
上空からは安らぎを誘うような黄金色の弾幕がゆっくりと降り注ぐ。
それと交差するように、地面からは鋭い棘を持った黒薔薇の蔦が不規則に突き上がる。
安寧に目を奪われれば不運に貫かれ、不幸を避けようとすれば豊穣に絡め取られる、避けようのない構成。
「豊穣で不幸な人が居なくなる」と言うならば、不幸は一体どこに行く?
スペカ2 『ゴースト・アンデットガール』
秋を極めるルクマのスペルカード。
読み方は「『ごーすと・あんでっとがーる』」。
霊を召喚し、生と死の境界を曖昧にする弾幕。
彼女の背後から無数の半透明な弾が溢れ、意思を持っているかのように、相手のルートを予測して低速で追尾し続ける。
弾幕の合間には、「かつての管理者たちの残身」が黒い影となって現れ、消える間際に全方位へ拡散弾を放つ。
世界を支え、死者に寄り添ってきた彼女にしか操れない、賑やかで孤独な葬送列。
果たして、四季を見据え、管理するものには犠牲がないのだろうか?
ラスワ:『秋の稔りは秋に還るか?』
秋を管理するルクマのラストワード。
読み方は「『あきのみのりはあきにかえるか?』」。
実りを霊として還す弾幕。
「還す」べきものは、冬が来る前に熟した果実か。それとも…。
過去に世界を支えた「死」の力と、今を生きる「生」の執着が混ざり合った、私という存在の証明。
地面から貫く黒薔薇の蔦は、かつての私を縛る地中の檻。そこから溢れ出す無数の霊弾は、還る場所を失った命。
埋め尽くす秋の静寂は、避けようのない終焉の訪れを告げる。
……そんなに怖がらなくていい。
ルクマという存在がずっと見てきた、「当たり前」を君にも見せてあげるだけだから。
私は永らく自身の内側へ、一度は失われた「生命力」を還し続けることで、この世界に自分自身を繋ぎ止めてきた。
数億年前か、それとももっと前か……。
地中に身を埋め、四季の平衡を保つだけの「装置」だった私にとって、人と妖が織りなす歴史など、ほんの最近の出来事に過ぎない。
けれど、ノアやマラクア、クラギが自身の才能を開花させたおかげで、私はようやく地下から「おさらば」することができた。
今の私には、ただ静寂と実りを眺め、植物や動物が自然に還るのを看取るだけの余裕がある。
四季全体の流れを管理する重責を担って、ずいぶん時が経った。
正直に言えば、そろそろこの秋の管理者の座を、誰かに任せて隠居してもいい頃なのかもしれない。
……でも、あの子たちは、きっとそんなことを許してはくれないだろう。
「まだ遊ぼう」って、無理やり私を外へ連れ出しに来るに決まっているから。
【スキル】
スキル1:生命還りの時間
自身や敵の生命力を、仲間に移す禁忌の魔術。
あの子達が敵を滅するなら、私は犠牲になる。
スキル2:アンティークリボン
彼女を象徴する、色褪せた白黒をしたリボン。
風に揺れるたび、霊が彼女の周りに集まる物。
スキル3:秋霜の幽霊籠
秋の豊穣と亡霊を、膨大な数詰め込んだ、手持ちサイズのカゴ。
空っぽに見えるけど、形のない「安寧」と「不運」が溢れ出す。
【冬のスノーマジシャン:クラギ】
【概要】
『四季が場所によって管理された世界』のクラギ。判別名は『冬クラギ』か『クラギ(冬)』。
カリスマ性と冷酷さが備わっている他、仲間のピンチになると駆け付けるというとんでもない属性イケメンである。
冬の味覚や温かさと、雪の冷たさを司る程度の能力を持っているため、冬の結界管理者となっている。
四季の管理者の中では2番目に強い。マジシャンの名の通り、トリックなども得意。
『憑華術』という、武具に自身の持つ力を込め戦闘する技を極めており、相棒の妖器と共に戦う者。
【ショット名】
拡散ショット:コールドネグジェ
憑華術を極めるクラギの拡散ショット。
『付喪神』として昇格したネグジェから放たれる冷気で攻撃する弾幕。
付喪神とは、元々使われなくなったものが成る神のことだ。
しかしこのクラギの場合、長年の間憑華術を極める者として過ごし、その力をネグジェに長年使ってきたことで、
共にあったネグジェもその力を奥底に刻み付け、『神話級武器』として再び目覚めたのだろう。
この『神化』という現象を引き出せる存在は、彼女しかできない能力だ。
集中ショット:コールドトランプ
冬を扱うマジシャンとなったクラギの集中ショット。
トランプに冷気を纏わせ攻撃する弾幕。
もともとは、憑華術の練習台なショットのひとつ。
クラギは絶対零度下でも耐えられる物のショットを作っており、絶対零度下の環境に置いて耐性を付ける実験をしていた。
その成功例その1が、このトランプたちのショットということだ。
スペカ1:『フリージング・イリュージョン』
冬を極めるクラギのスペルカード。
冬の味覚を模した彩り豊かな光弾と、トリックを融合させた撹乱弾幕。
一見、甘く華やかな氷菓子のような弾幕が戦場を舞うが、それは視神経を焼く「幻灯」に過ぎない。
本質は背景の猛吹雪に紛れた、音もなく迫る無数の氷のトランプ。
視界の端で光る「甘い誘惑」に一瞬でも気を取られれば、実体化した冷気がその身を貫く。
「観客が騙されている間こそ、真実が牙を剥く」という、マジシャンとしての冷徹な美学。
彼女が指先を鳴らすたび、戦場は華やかなショーから、逃げ場のない凍てつく檻へと変貌する。
スペル2:『氷妖器 スノウ・ネグジェ・グングニル』
憑華術を極めるクラギのスペルカード。
読み方は「『ひょうようき すのう・ねぐじぇ・ぐんぐにる』」。
変化した『魔槍 ネグジェ・グングニル』から放たれる弾幕。
彼女が持つ氷の力を、新たに『付喪神』として昇格したネグジェに込めた、新たな憑華術である。
一撃が放たれるごとに、空間そのものが凍りついたかのように巨大な雪の結晶状の弾が展開され、逃げ道を塞ぐ軌道を描く。
その冷徹なまでの正確さは、標的を逃さない神話の槍そのもの。
仲間を背負い、静かに槍を構える彼の横顔には、冷酷さの裏に隠された強固な守護の意志が宿っている。
果たして、この槍が貫くのは敵の心臓か、それとも仲間を脅かす「孤独」そのものなのだろうか。
ラスワ:『終焉 極夜の桃源郷(ポーラー・エデン)』
冬を極めしマジシャン、クラギのラストワード。
読み方は「『しゅうえん きょくやのぽーらー・えでん』」。
私がまだ「冷酷」とさえ呼ばれず、ただ凍える冬の静寂に身を置いていた頃。
吹き荒れる吹雪の中で、初めて「守りたい」と思える温もりに触れた日があった。
それは春の陽気のように眩しく、夏の海のように鮮やかで、秋の実りのように穏やかな……、
私一人の力では決して届かなかった、歪で、けれど愛おしい仲間たちの色だった。
かつて、孤独なマジシャンだった私は、観客など必要ないと思っていた。
けれど今は違う。この冷たい雪の結晶が、仲間の色を反射して輝く瞬間こそが、私の誇りだ。
だから、この場所を壊そうとする者には、容赦も、慈悲も、トリックさえも必要ない。
これは、私という個人の技ではない。
仲間たちが託してくれた、温かい日々の慈愛、覚悟、勇気……。
その全てを我が相棒、魔槍『ネグジェ・グングニル』に込め、絶対零度の「桃源郷」を顕現させる一撃。
地面からは巨大な氷柱が競り上がり、空からは極光のレーザーが降り注ぎ、敵の存在を概念ごと凍結させる。
破壊力の根底にあるのは、冷徹な殺意ではない。
ただ、この温かな時間を一秒でも長く繋ぎ止めたいという、切実なまでの独占欲だ。
……悪いが、ここから先は通さない。この日々は……誰にも渡さない、私たちの『桃源郷』だから。
【スキル】
スキル1:シルクハット・スノー
マジシャンには欠かせない、漆黒のシルクハット。
中からは鳩の代わりに、絶対零度の吹雪が吹き出す。
スキル2:魔槍 ネグジェ・グングニル
最も信頼を寄せる、白銀の輝きを放つ魔槍。
神格化したその武器は、氷を纏い敵を裂く。
スキル3:氷のネックレス
胸元で静かに光り輝く、冷気の結晶の首飾り。
指で触れれば、憑華術の冷気の制度が上がる。