TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

初転生系書きます!自殺行為あり

なんでも許せる人向けです、

そこら辺ご了承ください🙇⤵︎




私が呪術廻戦と言う作品に出会ったのは受験勉強に追われる日々を送っている時だった。何となく見たアニメだった。勉強しても上がらない成績に焦りと不安、自分の努力の足りなさに押しつぶされそうな毎日。それが、とにかく辛かった。受験勉強のせいで鬱になりかけた、って言うより鬱になっていたと思う。毎日学校から帰ってきた日は1人部屋で泣く日々明日になったら死んでいないだろうかと常に思ってた。

でも、呪術廻戦と言うアニメを見て初めてアニメのキャラクターに恋をした。「アニメのキャラクターに恋?笑」って笑うやつもいた。でも、私は馬鹿にされても恋しちゃったんだ。どうしょうもなく五条悟と言うキャラクターに私は恋をした。



五条先生に出会ってからの日々は変わった。毎日が明るく気持ちが少し楽になった。勉強もなんだか楽しくなって五条先生がいたら応援してくれてるだろうとか五条先生がいたら褒めてくれるだろうと妄想を繰り広げては努力が楽しくなった。そのおかげで、受験も無事終わり合格をもらった時は飛び跳ねるほど嬉しく泣いた。

受験が終わってからは呪術廻戦のアニメを何度も何度も見返した。見返す度に五条先生のかっこよさや人柄など色々を知っていくうちにアニメを何往復も見てセリフを覚えたりしていた。

そんな日々が過ぎていくうちに自分が五条先生にリア恋していることにも気がついた。この気持ちに気づいてしまった以上感情が込み上げてきては現実にいない五条先生に悲しくなる日が無いわけではなかった。それでも、リア恋を辞めれなかった。好きの気持ちが大きくなるほど…嫉妬しない自分がいないわけではなかった。他の人が、五条先生のグッズや写真を上げているだけで嫉妬し自分の方が上だと思う日々もあった。

そんなある日ある動画を目にした。それは、五条先生の誕生日動画だった。その子はドレスを着て五条先生のグッズに包まれ華やかな誕生日だった。その子のコメントには…

「あなたはすごい人気者で私以外にも虜にしてる人がいるでしょう。あなたが活躍する姿やあなたのかっこいい姿を見る度に私は思います。私はあなたが好きだと、でもこの気持ちは閉まっておきます。あなたを好きという人は私以外ではなく複数にいるから。その人たちに私は嫉妬しない。それも含めて私はあなたを愛します。」と書かれていた。

私はこの文を見た時、自分がどれだけ汚れていたか。どれだけ惨めだったか思い知らされた。私は他人が五条先生のものを上げているだけで嫉妬し私の方が愛してると意地を張っていた自分が恥ずかしい。この気持ちが呪術廻戦の世界だったら今頃呪いにでもなっていただろう。そしたら、五条先生の邪魔になってしまう。この自分の汚い気持ちだけで五条先生の負担になってしまっているんじゃないかと思った。それなのにこの子は、相手を怯むことなく五条先生をすきだと言っているファンみんなのことを考え五条先生のファンを好きだと言った。心がとても広く優しい子だと思った。きっと、五条先生の隣はこんな子が似合うんだろうと1人考えては悲しくなった。私には、五条先生の隣は似合わないんだと思った。

だから、自分は幸せになれないんだと思った。相手のことを考える広い心を持っていないからいつまでたっても、私は幸せになれないのだろうか。

私も幸せになりたい。誰か1人に愛されたい。

この気持ちも汚いのかな…

私はいつだって報われない

それが私

だったら、こんな世界にいても仕方がない。

汚い自分がいるからいけないんだ。

だったら、今すぐ居なくなった方がマシだ。

こんな汚い気持ちごと、死んでしまった方がいいんだ。

この人生で五条先生に出会った少しの時間だけでも幸せだと感じれた日々があったからこそ後悔はない。

私は、汚い私を好きになれないからいなくなるんだ。

大丈夫、誰も私が居なくなったぐらいで悲しい思いをするやつなんか居ない…

そう思い、私は自分の身をなげた。

幸せになりない私

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

17

コメント

2

ユーザー

とても面白かったです‪👍🏻 ́-‬続きをみたいです!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚