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【na視点】
na「shk、俺さ行きたい所あるんだよねー。」
sh「んー?どこ?」
今日は撮影も無い完全にオフの日。俺たちは一緒にダラダラと過ごしていた。
na「ここ、行ってみたくてさ。一緒に行かない?」
sh「お、いいじゃん。行こうよ。」
na「んでさ、せっかくなら泊まりでいかね?」
sh「あり。」
俺たちは旅行雑誌をパラパラとめくり他に行きたい所を探していた。
sh「あ、そういえばkrここ行きたいって言ってた気がすんなぁー。」
na「へー、初耳だわ。」
sh「せっかくならkrとsm達も誘うかー。」
ん?今この人何て言った?
sh「ちょっと連絡してみよ。」
いやいやいや、そうじゃねーだろ。
sh「お、帰ってきた。やっぱりそうだった。一緒に行きたいってさ。」
na「…好きにすれば。」
俺は二人で行きたかったのにさ…
sh「んー…一緒には行くけど現地着いたら二人で行動したいからkr達にも伝えるか。」
na「…好きに決めていいよ。俺、コンビニ行ってくる。」
sh「え?おぉ、行ってらっしゃい。」
俺はイライラを抑える為にshkの家を出る。
信じられない…別に他の人と行くのはいいよ、実際楽しいしさ。でもさ、普通は聞くもんじゃね??
na「……なんか前もこんな事あったよな。」
それは、とある撮影でスタジオに入ってた時、撮影も終わり帰るまでダラダラと皆んなで過ごしていた時の事……
na「あ、そうだshkにこれあげる。」
俺は可愛くラッピングされた袋を渡す。
sh「え?何これ。…あ!これ俺の好きな味のやつだ。有難うna!」
袋の中には小分けにされた洋菓子が入っている。shkにちょっとしたサプライズプレゼントってやつだ。
br「お?何々?おかしー?」
sh「やんねーよ。俺が貰ったんだから。」
br「見るだけだってー。」
お菓子を手に取るbr。
na「おいbr、お前のじゃ…」
sh「それはダメだってnaが好きな味だから。……あ、じゃぁこの味のやつあげる。」
br「やったね〜。サンキューshk。」
俺の声はかき消され、目の前で繰り広げられた行動にあんぐりしていた…。
俺がshkの為にあげたお菓子だぞ?shkに食べて欲しいからあげたのに…なんでこの人は別の人に渡すんだ?
br「てかさー、naの好きな味とかちゃんと把握してるのさすがだわ。」
sh「いや、当たり前だろ!」
na「……。」
て、事もあったなぁ…。あの時も俺、怒って先に帰ったし。こんな事は一度や二度じゃない…もう何回も経験している。
na「…しかもshk怒ってるの気付いてないし。どうせ、今も気付いてないんだろうな…。」
俺はコンビニで軽く飲み物や食べ物を買う。イライラは諦めに変わり、期待せずに家へと帰っていった。