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「」りょうた『』こうさく
|朝|
ホテルのインターホンが鳴る
「んん、、、」
俺はその音で目が覚める。
『りょうたー?』
『起きてー』
ドアの前から、俺の好きな声がする。
「時間、、、」
スマホの画面をつけ、
時刻は朝の7時。
最終会議がある。
重たい目をこすり、俺は部屋の外へ出る。
『りょうたおはよー』
「ん、、おはよ、」
『眠そうだね笑笑』
「いま起きたァー、」
『笑』
こうさくは少し笑うと
俺の頭を撫でた。
「んー、?」
『寝癖 笑』
「あー、ありがとー、」
みんなが集まる場所へ移動する。
たかと】りょうたさっき起きた?笑笑
「ごめーん」
たかと】まさやの方が早かったよ笑笑
まさや】なんかあったん?
「んー、なんか体しんどくて」
かなめ】え大丈夫?あまり無理はしないで
「ありがと~」
スタッフ】おはようございま~す
スタッフがぞろぞろと入ってくる。
そして、会議開始。
最終日ということもあり、最高のライブで終わろうと、これまでの反省部分や改善点を話し合った。
30分ほどが経ち
スタッフ】では、ここまでご意見などありますか?
かなめ】俺はないけど、みんなこれで大丈夫?
たかと】俺はないかなぁ
かずと】俺も
まさや】ないっすね
『俺もなぁいね』
じゅん】うん、特には
「…」
かなめ】りょうた?
「え、あぁ、うん、俺もない」
スタッフ】大丈夫そう、ですね
スタッフ】それでは、最終日もよろしくお願いします!
げんじぶ】お願いします!
俺は一旦部屋に戻ろうと立ち上がる
かなめ】りょうた待って
「ん?」
かなめ】何度も聞くようだけど、やっぱり何かあった?
「何もないってー」
かなめ】無理してない?
「いや、別にそれは、」
かなめ】こうさくと、
「え?」
かなめ】こうさくと、何かあった?
「なんでッ」
かなめ】一応、俺リーダーだから。
かなめ】メンバーの様子は見てるんだよ。
かなめ】好き、なんでしょ?
「えッ、」
かなめ】やっぱり、笑
「どうしてッ」
かなめ】分かりやすすぎ
「俺、そんな顔に出てたッ?」
かなめ】顔に、というより、態度に、?笑
「うわぁ、やらかしたぁ、まじかぁ、」
俺は頭を抱えた。
まさや】どーしたん?
「いやッ」
かなめ】りょうたが昨日珍しく振り付け飛びそうになったらしくて笑笑
まさや】えーそうなんすか?
まさや】全然おかしくなかったよ
まさや】いつも通り、めっちゃ、上手かったッ
「ありがと、笑」
まさやは別のメンバー元へ。
「ありがと、」
かなめ】りょうたも、考えること多いんだろうけど
今日終わるまではライブのこと優先してね?
「うん、分かってる。」
かなめ】まぁ、今日終われば、とことん話聞くから、笑笑
「ありがとッ笑笑」
はぁ、しんどい。