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「がー」
「キャ」
「どうしたの？」
「なんか、火の玉があった気がする」
「こーろー」
「ちょっと、スピードが上がってきているね」
「うん」
「そろそろ…」
「んだ」
「みんな止まって」
だるまが振り向いた
「…」
みんな止まって、だるまのことを見ていた
（早く後ろ向いて）
その時、だるまが後ろを向いた
そして、
「だーるー」
それを６回ぐらい繰り返し、そろそろ、ゴールの目の前
「がーこーろー」
「キャ」
「どうしたの」
「ゾンビが」
「んー」
「やばい、そろそろだよ」
「もう、走ってゴールした方が」
「みんな走ろう」
めいがみんなに向かって言った
「うん」
その時
「だー」
と言ってだるまは振り向いた
（よかった、一応、みんなは走り出しそうだったから、あと少しズレていたら脱落だったな）
「…」
沈黙が流れた
（早くして）
だるまが後ろを向いた
「だるー」
「みんな、今だよ」
「早く行こう」
「ゴール」
私もゴールをした
「ゴール」
最後の人もゴールした
ピーンポーンパーンポーン
「全員がゴールしたので次のゲームの場所をスマホに表示させます」
ピーンポーンパーンポーン
「次は投票じゃなかったけ」
「そうじゃん」
「あと、ヒントカード多分、アナウンスなかったから、ない説」
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