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琴寧
その後しばらく、ショックのあまり
織田信長は一切動くことができなかった。
そんなさなか、斎藤道三が、子の斎藤義龍に討たれる事件が起きる。
「舅殿を助けに行ったのに、間に合わなかった……😭」
「……落ち込んでいる場合ではないか」
サラサラと筆を進める。
織田瓦版。
「斎藤道三、息子に裏切られ死す」
「婿の信長は救援に向かったが、あと一歩届かず涙」
信長は瓦版を見つめ、強く握りしめる。
「見てろよ、あの早まって死んだ爺……」
「日本一の瓦版を作って見せる!」
「勝手に死んだことを、後悔させてやるわ!!」
織田信勝は呟く。
「兄上は、まだ瓦版に執着しておるのか……」
「もう……ついていけん」
「守役の諫めにも、何も思っておらんではないか……」
(……)
「よし……俺が」
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