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鎖野郎はノストラードファミリーの一人だ
そしてハンターサイトから護衛の顔
そしてオークションで
緋の目を落札していることが分かっていた
オークションの品は全てコルトピの能力で
コピーしており
コピーしたものがどこにあるか
分かるようになっていた
待機組以外は占いの通りならば
鎖野郎は緋の目に執着しており
追えば辿り着けるそう考えたのだ
プルルとアルアのスマホの音がなった
着信元はゴンだった
そしてアルア疑問に思いながら
別に問題はないと判断し出る
「もしもし」
「あ!アルア!オレゴン!」
バカほんとにかけたのかよ!
あとそんな大きな声出すなって!!
後ろにはレオリオの声が聞こえる
少し離れていたし
幸い音量は極限に下げていたので
音漏れはしていなかった
「どうしたの?」
「アルアって幻影旅団なの?」
凄くド直球な質問
アルアは
何故そんな質問をするか分からなかった
「どうして?」
「だって俺らが捕まった時アジトに居たから
キルアが幻影旅団っていうんだけど」
「タトゥー見たことないしあとあの時
俺らのこと助けに入ってくれたのかなって」
アルアはあの日衝撃でヒソカを蹴り飛ばし
そしてシズクにガチギレ禁止と言われただけで
私が幻影旅団だということは
明言されていなかったのだ
「うーん」
「どうしてその質問したの?」
「幻影旅団だったら
守らなきゃ行けないと思って!!」
「ふふなにそれ笑」
「私の方が強いよ」
「それは分かってる!」
「でもなにもしないのはできない!」
「君らしいね。守られる気はないけど」
「うんそうだよ。それで私死ぬらしいの」
ここまで言う必要はなかったが
ゴンのまっすぐさがアルアの心の本心を
引っ張り出したのだろう
アルアの目は溶け出しそうだった
死ぬというワードそれは
10歳の少女にはやっぱり強烈で
声が小さくなる
「生きてよ!!」
その言葉は、死を覚悟していた少女には
とても響く言葉だった
「そうだね」
「でも私は
大切なものより自分は優先できないよ」
「大切なものの為に生きるんだよ!」
心に刺さった
アルアは分かっていたんだろう
クラピカはキルアの妹である私を殺すことは
しないということ
ではなぜ私は死ぬのか
きっとそれは大切なものを守るため
そして迫られる2択
それはきっとクラピカの質問に全て答えれば
私が死ぬことはないという甘いもの
でも私は蜘蛛だから質問に答えず
クラピカも予想だにしないだろう
死に方をすること
私は大切なものを
守ることしか考えていなかったと思い晒される一言だった
アルアは物事を1面で見てしまうくせが
出ていたのだろう
「あごめん切るね」
蜘蛛が動き出す雰囲気がして電話を切る
「誰からだったの?」
マチがそうアルアに問う
「”友達”からだよ」
パク マチ シズク コルトピ クロロ ノブナガ
そしてアルア
計7名で緋の目を追うことが決定し
7人はアジト出る
ホテル・ベーチタクル
そのホテルは以前行ったことがある場所だ
同じホテルに別名義で借りていたんだろう
アルアは
雨防止にローブのフードを深く被っていた
ホテルの最寄り駅着き
クロロが計画を話す
お互いフォローし合える間合いを取ること
パクノダはウボォーのことに関しての聞き込み
そしてそれが出来たらノブナガの
好きにしていいことだった
それを話し終わった瞬間
ホテルに全力疾走を始める
アルアはクラピカ達の
存在に気づいているようだ
走って私たちのことをつけはじめちゃった
さっきまで良い間合いだったんだけど
バレるのは時間の問題
「つけられてるな」
最初に気づいたのはクロロか
「いつから?」
「ヤバッ追うのに夢中で気づかなかった」
「前と後ろどっちが鎖野郎だ?」
「ノブナガ パクノダ コルトピ前を追え」
完全に気づかれちゃったよ
どうするんだろう
私後ろかあ
めんどくさいことにならなきゃいいけど
キルアお兄ちゃんとゴンもいるな
クラピカだけならスパッと殺せたのに
この2人は助けなきゃじゃん
「見えたか?」
「影だけ姿までは… でも路地に一人」
「ゴミ箱の後ろに一人」
「オーケー凝を怠るな」
「了解」
逃げたら逆効果だよ
どうするんだろう
クラピカ念準備し始めてない?
私もしかしてもう死ぬのかな
冷静になったら絶対今じゃないのになあ
今やったら巻き込まれた
ゴンは確実に死んじゃうよ
「ごめんなさい!
もう追っかけないから許してください」
「またこの子?」
私はめんどくさくなるから
極限に喋らずフードも取れないように
細心の注意をしないとなあ
「こいつか?例の子供は」
「もう一人いるだろう」
「でてきな」
お兄ちゃんが堂々とした面持ちで出てくる
やっぱり私のお兄ちゃんはかっこいい
「なんの用だ?」
「もう私らに
賞金かけてるマフィアはいないよ」
「え、えっ」
「ほんと?どうして?」
兄とゴンは迫真の演技で
賞金がないことになったことの無いことを
伝える
さすがだ
「どうする?団長」
「捕まえろ」
「フィンクスか?俺だ」
マチが兄とゴンを捕まえる
クラピカは上手く逃げたみたい
ほんとに兄とゴンに感謝してほしい
「ベーチタクルホテルまで来てくれ」
「ここで始末した方がいいんじゃない?」
それはまずいさすがにまずい
「いや俺はお前の勘を信じる」
「鎖野郎とどこかで繋がりがあるなら」
「まだ生かしたほうがいい」
「あんまり信頼されてもね」
「1つ聞きたいことがあるんだけど」
ゴンは流石としか言いようのないほど
恐怖などないまっすぐな目で質問を問いかける
「なぜ自分たちと
関わりのない人間を殺せるの? 」
私にも兄にも刺さっちゃうよその言葉
殺し屋だよあなたの友達2人
「白旗を上げた割に敵意満々と言った顔だな」
「何故だろうな関係ないからじゃないか?」
「いや、改めて問われると答え難いものだな」
改めて考えるんだ
クロロ優しいなあ
「動機の言語化かあまり好きじゃないしな」
「しかし案外、いややはりと言うべきか」
「自分を掴むカギはそこにあるか」
「このままホテルへ
行きフィンクスたちを待つ」
「逃げようとしたら殺していい」
逃げないでね
絶対さすがにマチの素早さは 反応しずらいから
ホテルに着き
レオリオが目に留まる
「ここで待とう」
肩の荷がおりる
当分は2人殺されないよね
そこまでバカじゃないよね
「てめぇ!今何時だと思ってんだ!」
「バーカベーチタクルホテルだよ!!」
「何度聞き間違いすれば気が済むんだ?! 」
「あ?見せもんじゃねぇぞ!あぁ?」
「ったく間抜けな手下持ったおかげで
俺の先真っ暗だぜ」
「いいか?目をつぶるのは今回だけだ」
「次ヘマひたら分かってんな?」
「よく聞けよ7時きっかりだ」
「それまでにホテルに来い」
7時にホテルが真っ暗になるって所かな
レオリオ頭いい!さすが医大志望はちがうね
2人にも伝わったみたい
私も目慣らすためになるフリして
目つぶんなきゃ
お兄ちゃんはどうにかなりそうだけど
ゴンはどうだろう
あと3分
「なんだお前らまた捕まったのか」
「ハハッわかったぜ」
「結局気が変わって入団したくなったんだろ」
ノブナガが遅れて到着する
「あんたたちに懸けられた懸賞金が
取り消しになったこと知らなかっただけだ」
「その結果また尾行失敗したのか?」
「懲りねぇなあ」
「だがこれもなんかの縁ってやつよ」
「まあ仲良くやろうぜ!」
「やだね懸賞金があったからこそ 追っかけてたんだ」
「本当ならお前らなんか顔も見たくないんだからな」
このタイミングで2人、 目つぶるのかな
ノブナガいい仕事する!
「パクもう一度こいつら調べろ」
あらら
でも鎖野郎と繋がってる=存在意義
だから私的にはバレた方がやりやすい
私はクラピカ殺そうとは思わないけど
生きて欲しいなんてちっぽけも思ってないから
「オッケー何を聞く?」
「何を隠してるかだ」
上手いなあ
それならいやでも隅々まで分かってしまう
あと1分
「無駄だね。あんた対象者に触れることで記憶を引き出す能力なんだろ!」
「俺たちはなんも隠してないし、
何も知らな…」
お兄ちゃんかっこいい
けどパクノダの能力にそれは無駄
パクノダが兄に強引に何かをした音がして
思わず目を開けてしまった
やばい目が
それと同時にあかりが消える
開けてしまったせいで何も見えない
上手くやれてるだろうか
兄が動く音がする
ゴンは?蹴りを入れた
けどそれは得策じゃない
先にマチから解放されるべき
兄がマチを殺そうとする が
マチはそんなに弱くない
ゴンはノブナガに捕まったみたい
目慣れても慣れてなくても変わらなかった
「残念だったな
まあ結構いい線行ってたぜ」
刃物?!
「まってクロロは?!!」
明らかに気配が少ない
クロロの特徴的な念が感じられない
私の言葉で雷が落ちる
クロロ姿はなかった。
「ちょっと見くびってたね」
「それよりビックリよその子たち…」
「待て」
刃物に巻かれた紙を見たノブナガが
パクノダの言葉を遮る
「パクノダお前にだ」
内容は2人の内容を話せば
団長の命はないということだった。
その手紙をみて
パクは深く考えていた
そんな時ノブナガはパクに救いの一言を放った
「これからおめえは一言も話すな」
やだなあ
クラピカほんとに嫌いになっちゃう
でもクラピカに
2人を見殺しにする度胸はあるのか
団長をとりあえず助けないとな
電気が再び着く
「説明しろ」