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「待って行かないで」
僕がどんなに声をかけてもみんなは笑顔で離れていく
なんで…僕がどんなにもがいても足は何かに掴まれて動けない
「お願いだから、置いてかないで僕をひとりにしないで」
そうすると、後からみんなが僕を追い抜かしていく
楽しそうに話しながら
「なんで…みんな僕を置いていっちゃうの」
そうして僕は近くに来た人の足を掴んだ…けど
その手は振り払われた
「え…」
『お前はいらないんだよ』
「なんで…」
『お前がいるとうんざりなんだ』
「そんな…」
『だからお前は俺たちにとって邪魔なんだよ』
その上帰ってきたのは、僕を邪魔者扱いすることば
どんなに仲が良い人でも、大事な人でも僕はみんなから見放され置いて行かれた
全員が見えないくらいまで先に行くと
周りは真っ暗になった
「ハァ…ハァ…ハァ…夢?」
そうこれは夢だった
そうして僕は夢のことが起こらないか、その恐怖に包まれながら1日を過ごした