テラーノベル
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俺はへきえきしていた。ごとごとと音をならし、ゆれる馬車、となりの者の祈る声。そしていまだ耳に残る女子供の歓喜の声。ばかばかしい。たった数回、異国に勝っただけで。どれほどの犠牲がでたかも知らぬおろか者たちが。戦争はもうやらぬと誓ったのはだれだ?ああ、神よ。どうかこの愚か者たちにてっついを。とたんいきなり馬車の歩みがとまった。数発の銃声。教官の声が耳の奥でむなしくひびいていく。いったい何がおきている?我々は何におそわれている?獣か?敵の部隊か?否。そこに立ち、仲間次々と殺しているのは、たった1人の少女であった。少女が振り向き、目が合う。いや、合わせてしまう。殺しを重ね、赤くてらてらとひかる中で、少女は残忍さではなく、どこか神々しさをただよわせていた。少女が近づいて来る。逃げなければ、殺される。そう思いつつも、一歩一歩と歩み寄るの止めることは出来ない。ああ、少女はもう目の前に。口が開き、ついに喉から声が出てしまった。
「貴女の名は?」
少女はそっと口を開いた。
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『君の名は』やんか最後
#しょうせつ
白樺将星@フォロセ&活休
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ようかん
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