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変わり者は三本線

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変わり者は三本線

10 - フィンを助ける

♥

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2024年06月17日

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フィン(さっきより楽な気がするん?なんだろうこれ)

『君はうちのことを知らないと思う。

うちは知ってるけどな。うちは影からフィンくんを見てるから。そのため君がいじめられるのを見ると辛くなる。でも自分の魔法が極端だから使わない。変わりに楽になるように回復魔法と差し入れをしている。気になったら放課後図書室にきてな!いつでも待ってるよ

       いつか面と向かって話したいなナギより』

フィン「そんな、僕のことを思ってくれる人がいるなんて!頑張ろう!」

ロイド「死んだら?誰もフィンのことなんて思ってもないよ」

フィン「…」

ロイド「なぁ!!!ねえ?何するの?」

『雑魚が何をほざいてるの?』

ロイド「雑魚?」

『うん、きみざこでしょ?人の気持ちも考えないで、人のために頑張ろうともしない。魔法の弱さよりそっちの方が雑魚だと思うけど?』

ロイド「それは」

『フィンくんは人のために行動出来るけど?君は出来るの?人のためを思って?ねぇ?殺されたくなければやめれば?雑魚が』

フィン「!!あの、あー行っちゃった」

人のために行動出来るけど?

図書室にいる。

フィン「あの?今朝助けてくれた人ですか?」

『来てくれたんや、ありがとうな。どうしたん?』

フィン「どうして助けてくれたんですか?」

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