TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

皐月side

それからトントン拍子で入院になった…。

入院生活…つまんね…。

手術まで時間あるし散歩…あ、俺目見えなかったわ……。

んー、なら寝よう、寝るしか時間潰せん!




?「さつき、皐月!」

皐月『あえ?先生?まだ時間あるけど??』

桜「俺だよ。」

皐月『(パァー)遥!会いに来てくれたんだな!嬉しい!!』

桜(……犬みてぇ…。)

桜「どっか痛い所とか…ねぇのか?」

皐月『うん?無いよ、遥が来てくれたから俺超元気!』

桜side

本当に無事なのか…、どこか無理してないか…?

失うのが怖い、コイツの笑顔を無くすのが…怖い。

ずっと、隣で歩んで欲しい……、これは俺の我儘なのか?教えてくれよ…。


皐月side

皐月『すげー、暇だったんだ!何にしろ目が見えないからさ!遥の顔も見れないし…しんどい。』

桜「だから、何度でも皐月の為にしたい。」

皐月『ははっ!プロポーズみたいだなぁ!』

桜「ぷろっ!プロポーズッ!!?ちが!俺はっ!」

皐月『分かってるって、遥が俺を純粋に心配してくれてるの、すげー嬉しい、だから心配せんでくれ、大丈夫、絶対目治してお前らとまた隣で過ごしたい。』


桜side

皐月から真っ直ぐに言われて…、本当は不安しかないけど…、でも、信じる、その言葉がどれだけ大切か嫌程叩き込まれた。

だから……。

桜「……、待ってるから、ずっと、皐月を…。」

そう話すと皐月はキョトンとして笑顔になって

皐月『おう!すぐ治してお前らの隣に嫌でも行くわ!』

皐月の手術、体調を信じて……、信じた俺が浅はかだった……。



スマホに着信。

登録してない番号だったから、少し緊張しながら出ると…

神崎(もしもし、桜さんのお電話で間違いないですか?)

桜「あ、合ってるけど……何で俺の番号…。」

神崎(…単刀直入に言います、皐月君が…。)

桜「ッ!す、すぐ行く!!」

俺は電話を切って直ぐ病院に向かった。


in病院

桜(どこだッ!皐月ッ!!)

神崎「!桜くん!こっちだ!」

桜「皐月はッ!皐月は無事なんだよなッ!?」

神崎「……、皐月君は……。」

桜「…嘘だと言ってくれよ……。俺、アイツに何も出来なかった……。好きとも言えなかった……。俺は…俺……。」




皐月君は平和に生きたい!

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

103

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚