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あらすじ
桃に堕ちると決めた水。緑、紫の計画とは別行動をし、水を無理やり堕とすことに成功した桃。
緑、紫が動き出すなか、黄に変化が……
今回は『微グロ』が含まれます。苦手な方はご覧にならないことをおすすめします。
赤side
赤「ッッ…………?、」
あれ、何で……なんか前こんなことあったっけ、?いや、だいぶ昔な気が………
それより、何で紫は儀式を止めて……、いつもの紫なら無理やりするはずなのに、
まぁ、俺としては助かったんだけど、
紫「ッッ………ポロポロ」
赤「っ、………」
ずっと泣いてるし、……昔のこと思い出しかけたからか頭痛い、
紫「…………赤、ッッ、」
スッ(近)
ビクッ、
赤「ッッ、何、?」
紫「………赤はッッ、俺のこと嫌いなんだよな、」
こいつ、まだッッ、‼︎
赤「……当たり前だろ、さっき散々……」
紫「ッッ、じゃあッッ、………もういいッッ!」
赤「………は?」
紫「お前がッッ、俺といたくないなら、嫌いならッッ!思い出してくれないならッッ‼︎」
赤「ッッ、⁉︎」
え、もしかして出られる?てか、”思い出してくれない“って、何……
紫「………赤はもう”赤である意味なんてない”ッッ、」
赤「ッッ、???ど、どういうッッ、」
様子がおかしい、さっきからずっと紫の言ってる意味がわからないッッ、
テクテクッ(歩)
ガチャッ(扉開)
紫「………動くなよ?」
ギロッ(睨)
ゾッ、
赤「ッッ、………」
紫「…………」
ガチャッ(扉閉)
赤「ッッ、………紫、」
黄side
まだ、水ちゃんが学校にいる頃。
黄「水ちゃんっ!あの、っ!」
水「んー?どうしたん?黄ちゃん?」
黄「っ、………最近、休めてないんちゃう、?クマが、」
水「あぁー、……大丈夫やで黄ちゃん!水元気やし!」
黄「……時々は休みなね?」
水「ふふwわかったから!そんな顔せんといて!wニコッ」
黄「、ん、!わかった!ニコッ」
言えるわけがない。赤ちゃんの件でただでさえしんどい水ちゃんに、俺の相談なんてできるわけがない。
俺は別に、2人ほどまにき達を敵として意識していなかった。
3人ともめちゃめちゃ優しいし、多分、なんか理由があるんやろうなって思ってた。
実際、緑くんに会ってちょっと”好きになった“りもした。
だから絶対安全!ではないけど、別にそこまで警戒する必要もないんちゃうかなって。
でも、赤ちゃんいなくなって水ちゃんも疲れてて、やっぱ考え方が良くないんかなって思い始めるようになった。
ただやっぱり、緑くんに対しての気持ちを無理やり変えることはできなかった。
黄「赤ちゃんいなくなって、水ちゃん最近無理してるんよ、」
緑「そっか、3人ともすごい仲良かったもんね……俺が言えることじゃないけど、ごめんね、」
黄「……?」
緑「水ちゃんから聞いたんでしょ?俺たちがやったって……まだ警察にはバレてないんだけどね、」
黄「………いいんよとは言えへんけど…、緑くんに話して、ちょっと楽になったかも、」
緑「………ニコッ」
最近、緑くんと話す時間だけ、少し気が緩くなる時間だった。
水ちゃんはバタバタしてて、会えていない。
黄「大丈夫なんかなぁ、」
モブ「いたッッ!………あー、切った、」
黄「っ⁉︎ちょ、大丈夫、?」
モブ「全然大丈夫w紙で切っただけw」
黄「俺絆創膏持ってるし!見して!」
モブ「黄って女子力高いよなぁ、あざっす」
黄「いやいや、全然ええよw」
チラッ(見)
黄「ッッ、⁉︎………」
ドクンッ、
黄「…………ぁえ、」
ドクンッドクンッ
あれ、何でやろ………血が…絆創膏……
ドクンッッッ!
黄「ッッ、‼︎」
バンッ!(突飛)
モブ「っ⁉︎黄、?」
黄「………ごめんッッ、違うッッくて……ごめん、」
バタバタバタッッ(走)
モブ「…………もしかしてっ…黄ってさ____」
ハッハッハッハッッッ!
バタバタバタッッ、
黄「ッッ………なんで、!」
バタバタバタッッ、‼︎
血がッッ、……“美味しそう”ッッて、っ、……
ゾッ、
黄「……ウッ、ケホケホッ!……ウグッ、」
ッッ、気持ち悪いッッ、何で……何で何でッッ!
パタパタッ!
ッッ、⁉︎誰か来るッッ_____
緑「黄ちゃんッッ!」
黄「あぇ…、?緑くん……__ッッ、!」
どうしよ、こんなん緑くんに見られたらッッ、
黄「ち……近づかんといてッッ、!」
バッ、!
今だけはッッ、絶対ッッ……ッッ!
緑「ッッ、!黄ちゃん………」
黄「あッッ………ッッ、」
バタバタバタッッ‼︎
緑「黄ちゃんッッ!待ってッッ_____」
緑くんッッ、傷ついた顔してたッッ、……
違うッッ、俺が、させちゃった、ッッ……
黄「…………ッッ、ポロポロポロ」
こんな時まで、心は苦しいのにッッ、
黄「こんなんでッッ、……緑くんのことが好きなんてッッ、」
絶対無理、嫌われちゃうッッ、
黄「それにッッ………」
黄「ッッ………緑くんッッポロポロ」
追加情報
人間からヴァンプに変化することは稀にある。ストレス、大きな損傷が主だが、何が引き金になるかは人それぞれ。
黄
水と赤を心配するストレスで人間からヴァンプになった。
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