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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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“注意事項”

・二次創作

・ろふまおメイン

・同じメンバーがもう1人ずついます

・戦闘します

・乗っ取ろうとしています

・怪我表記ありき

・死ネタありき




これらが大丈夫な方はどうぞ!!!


加賀美視点


まずい状況になった。とりあえずまだ意識がある不破さんの確認をしなければ…


気を失いかけている不破さんを起こすのは少々鬼畜だとは思うが今はこの状況1人でなんとかできるとは思わない。


「不破さ〜ん…」


軽く声をかけ、体を揺すった。


「ッンぷ…ッちょ、むり、ッす…」


「です、よね…」


喋るだけでも精一杯そうに見える。そんな不破さんを無理矢理起こすなんて事は到底無理な話だろう。


剣持さんはダウンしているし…ナイフ一本で私は何ができるのだろうか?


霧のかかっていた方向にまた顔を向けた。


「…ぁ〜w…あはは…まぁ、うーん…」


今のこのどうしようもできない状況に頭を悩ませた。もう一度不破さん達の方を見てみて、なんとかできないかともう一度頭を回転させた。


「ん、?何だあれ…」


2人のそばに近づき、何かないかと探し始めた。視界の端にキラッと光る何かが映った。


私はそっちの方に目を向けてみると、そのキラッと光る物の正体は不破さんの手元にある小型の銃だった。


「遠ざけるくらいならできる、かなぁ、?」


不破さんの力が入っていない手から銃を拝借してから、使い勝手を確認した。


ちょうど手にフィットするくらいの大きさで、重量はかなりあるが動かしにくいって程ではない。


「…よし。…2人が復活するまで耐えましょう。」


遠距離武器が手に入るのは総戦力が俄然としてあがる。うまく使えるかは私次第ではありますが…対三人に抗えるくらいはきっとあるはず。


私は2人から少し離れた所に移動した。


一箇所に集まると人数差で負けてしまうことを考慮して。


まだワタクシ達は動き出してはいない。多分霧が完全に晴れてから動き出すのだろう。


私自身体調は万全ではない、けれど動けるのは私しかいない。ここで私がダウンしてしまったら…なんて考えてしまう。


何せ責任感がヤバい。どんな重大な仕事でも比べものにならない程だった。


「ッ〜…頑張れ私ぃ…」


頬をぺちぺちと叩き、深呼吸をした。


霧がだんだんと薄くなっている。もうすぐ動きだしそうだ。


消え掛かっている霧の中に見える剣持さんの影が少し揺れて見える。それに続き、私、不破さんの順で動き出しているのが分かった。


まだ不完全なのか、動きがぎこちない。


「…スゥー…はぁ…」


「…よし…」


もう一度深呼吸をした。


手に持っている銃を見て、心を決めた。


霧が完全に消えたようだ。


三人が一斉にこちらへ向かってくる。


「っ来なさい!私が全身全霊、貴方達を相手してあげます!!!」





____

次回→4/19(水)

もう1人の自分と戦う事になりました。"完結"

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