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幼少期の写真 ( 🎩 × 🌸🌸 視点
今日は、初めて私の彼氏の🎩くんのお家にお邪魔することになり、少し緊張気味の私。私の家には何度も🎩くんを上がらせたことは、あるんだけど、🎩くんの家にあがるってなると、なんだかものすごくどきどきしちゃう。🎩くんも私の家にはいる時こんなことを考えてたらいいな、と想像してしまい、にやにやと笑みがついこぼれてしまった。
「なんだよ、そんな俺の家楽しみか?笑」
さっきのを見られていたのが、恥ずかしくなり、慌てていつもの表情にもどした。
「も、もちろん!たのしみっ、」
満面の笑みをうかべ、🎩くんにつげた。すると、どことなく🎩くんも嬉しいのか、握っている私の手を強く握りなおしていた。そして何気ない会話を交わしながら数分歩いていると、🎩くんが立ち止まり、”ついたぞ ” と 私の顔を見て呟いた。🎩くんと目を合わせ、数秒思考が停止し、かたまってしまった。🎩くんに肩を軽くたたかれ、我にもどり、お家へとお邪魔した。正直驚いた理由は、🎩くんのお家が、すっごい大きい高層マンションだったからだ。私はてっきり、大学生が一人暮らしで住む家なのだから、アパートとか、小さいマンションかと勝手に想像していたのだが、こんな高い高層マンションだなんて、とても驚いてしまった。その後お家に入ったあとも、中はとっても広くてここに1人で住んでるのかと思うと、毎日寂しくないのかなぁ、なんて思い部屋中を見回した。
「ぉい、あんま部屋ジロジロみんなよ、」
部屋を見回していると、後ろから🎩くんに声をかけられた。
「ご、ごめん!!その、部屋綺麗だなって、」
「汚ぇと思ってたのかよ、笑 ま、一通り掃除はしたけどっ。とりあえず座れよ。飲み物持ってくる。」
適当に座っててくれ と 私に言い放ち🎩くんは、キッチンへと向かっていった。私はお言葉に甘え、近くのソファに腰をかけた。あんまりジロジロ見るなとは言われたけど、こんな広くて綺麗な部屋、見ない方が難しいっ。私からしたら、見る物全てが初めてのもので、興味を示してしまう。それに一応始めてくる彼氏の家なんだし、緊張も、しないわけない。ソファに座って🎩くんを待っていると、ソファの下にある何かに足が当たった。なんだろうと思い興味がわき、ソファの下にあったものを取り出してみると、それは1冊のアルバムのようなものだった。見ていいのか迷ったが、🎩くんが写ってるかもしれないし、ということでまたしても興味がかってしまいアルバムを開いた。するとそこに写っていたのは、🎩くんらしき面影のある子供だった。おそらく5歳ぐらいだろうか。その後もアルバムをめくっていった。砂遊びしている🎩くんに、ご飯を食べている🎩くん。ほんとに全部可愛くて天使のようだった。今の🎩くんは、格好良い彼氏って感じだけど、この幼少期のころはすっごく可愛い。ほんとに🎩くん? と疑うほどに。時間も忘れ、またまた口元が緩みにやにやと写真を眺めていると、後ろから、何らかの圧がかかっていることに気づき、慌ててアルバムを閉じ、後ろをみると、2つのコップを持った🎩くんが不審な笑みを浮かべながら、”何やってんだよ ”と 照れているように、呆れているように、コップを私の目の前のテーブルにおきながら呟いた。
「ご、ごめん、アルバムあったから、その、見たくて、見ちゃった、」
申し訳なくなり、顔を上げれずにいると、🎩くんは、隣に座り、頭を撫でてきた。
「いいんだよ、俺もそんなとこに置いてたのが悪かった、」
私が悪いのに、🎩くんは落ち込んだ私を慰めるように話した。ほんと優しいっ。
「ううん、私が悪いしっ、でも、この写真可愛かった、」
アルバムを開き、1番可愛いと思ったページをひらき、🎩くんにみせる。
「あ、ありがとな、?なんかすげー照れるな、」
耳まで真っ赤にしている🎩くんがたまらなく可愛くて、ついアルバムをまた眺めてしまう。
「ほんとにほんとにかわいいっ、なんならこの子欲しいもん。」
そう呟くと、🎩くんは、照れながらアルバムを私から取り上げた。
「え、ちょ、なにすんの、!見てたのに〜っ、」
「うるせぇよ、あと、お前は、過去の俺が居なくたって、今の俺がいるだろ、?」
更に顔を赤くしながら🎩くんは呟いた。まさか、嫉妬、?そう思うと、幼少期の🎩くんも可愛かったけど、今の🎩くんがもっと可愛くなり、私からぎゅっと抱きしめる。急なことに🎩くんが慌てていると、
「過去の自分に嫉妬、?笑 私は既に🎩くんのものだよっ、?」
そう抱きしめながら言うと、
「そうだな、お前は俺のだよなッ。だから一生どこにも行くなよ、」
そういい私に軽く口にキスをした。今日は私の方が攻められたと思ったのに、ほんとに、さっきのキスで、私の顔は真っ赤になっちゃって、見られるのが恥ずかしいっ。 可愛いと思ってた🎩くんが急にきりっとかっこよく男らしく見えた。ほんとにずるい人だと、思いせめてもの反撃で私からもキスを交わした。