テラーノベル
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私 「此処か…ん…?雨…?」
着いた途端に雨が降ってしまう。なんとも不運だな。
突然の雨に人間達は騒いでいる。
だが私は気にもしなかった。雨だろうが死にはしないから。
?? 「おい、大丈夫か?」
私 「うん?」
声を掛けてきたのは、白髪の青年だった。
青年 「風邪引くぞ、とりあえず傘ぐらいさせ」
私 「別にどうでも良いだろ。とっとと離れろ」
青年 「はぁ…よし、とりあえず家に来い」
私 「はぁ!?何でいきなり…」
青年 「何かあってからでは遅いからだ。ついて来い」
私 「お、おい!」
そいつは私の手を引いて家に向かった。
青年 「ただいま」
母親 「おかえり〜!あら、お友達?」
青年 「そう、とりあえず風呂入る」
母親 「は〜い!良かったらゆっくりしていってね」
母親は優しく私に微笑み掛ける。
私 「…」コクリ
何処か人の優しさに触れられて、嬉しいような気持ちになった。
風呂からあがって、青年の名前を聞いた。
名前は烏丸らしい。
私 「お前は何で私に関わってきたんだ?」
烏丸 「別に。ただ風邪引いたらまずいと思ってな。ほら、もう寝るぞ。おやすみ」
私 「…おやすみ…」
何日かアイツと過ごして、私はアイツの側にいる事に幸せを感じていた。
だから、本当の事を話すことにした。
私が、
コメント
2件
投稿お疲れ様です✨ここからストーリーが展開されて行くんですね!?楽しみに待ってます!! (˶' ᵕ ' ˶)