あれから2週間、私達《SKY》は
K POP アーティストが集まる発表会のようなライブに参加することになった。
練習するにつれて、その日はだんだんと 近づいてきた。
ついにその日が今日となる頃には
みんな緊張で胸をざわつかせていた。
監督「今まで、よく練習を頑張ったな。
こういったのは初めてかもしれないが、
がんばれよ!!」
暖かい言葉をかけられ
私たちは今から会場に向かう。
いよいよ始まる。緊張しているけど
なんだかわくわくしてきた。
もうしばらくすると指示が出るはず……
司会者『《SKY》の皆さん お集まりください!!』
あっ…いよいよ始まる…!!
「早く行こっ?!」
そう言い、近くのオンニの腕を引っ張った
『え…ちょ、……早い!!』(オンニ)
今日で初めての第一歩
🚩今からスタートだ!🚩
司会者「さぁ!!いよいよ始まりました!! ご参加なさるのは《SKY》の皆さんそして…』
私達から順番に他のグループ名も 呼ばれていく…………『○○の皆さんです!!次に…』
その時だった。いきなり周りが、 ぼやっとして、めまいがした…。
気持ち悪い……
『……の……したの…どうしたの?!』(オンニ)
誰かの声で目を覚まし、気づいたら…
観客席に座っていた。
「あれ…?何でここに……?」
横にはオンニがいた。
『やっと起きた。急にふらついていたから…… 心配したんだよ?!体調不良が一人でもいると中止になるって……』
いつもの明るいオンニが少し びみょうな表情を浮かべている。
ふらついた理由は 自分でも分からなかった。 でも一つ覚えていることは………
ふらつく前に、ある人と目が合ったからだ。
今だに心臓の音がドクンと
体の中で鳴り響いている。
この胸のくすぐったさは……一体何なのだろう
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