テラーノベル
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琥珀「凛月!」
玄関を出るといつも通り凛月が立っていた。
少し色素の抜けた茶色がかった髪を朝の風になびかせ、茶色がかった目をこちらに向けていた。
凛月「ねぼすけやろー笑またおばさんに怒られたんだろ。」
ニヤニヤしながら特徴的な、八重歯をニッと見せてきた。目をつぶりながら笑う凛月は猫のようだった。
琥珀「…別に怒られてないし。ちょっと怒鳴られただけだよ。」
馬鹿にしようとバレバレな凛月への必死な抵抗だった。
凛月「それを怒られたって言うんだよ笑笑。琥珀は朝が弱いからなー! 」
抵抗も虚しくさっきよりも笑ってくる。朝の日差しに照らされている凛月の笑顔は、すごくキラキラして見えた。こいつの笑顔好きだな。そんな感情を胸の奥深くに引き出しに、しまいどんどん進んでいく、凛月の後を急いで追いかけた。