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shp視点
大先生に任せて、俺は1人でゾムさんを運んでいた
我々国は恐らくまだ戦っているだろうから、トントンさんとコネシマさんには無理矢理帰ってもらった
シャオロンさんは、日常国の一般兵の誘導をしてもらった
つまり俺は日常国へ向かわなければならない
といっても、もうすぐで着くのだが
「もう着きますから、頑張ってください」
聞こえるはずのない声をかける
返事がある訳ないけど、かけ続ける
そうでもしないと、不安だから
日常国の本拠地に着き、直ぐに医務室を探した
運良く、日常国の一般兵に気づいてもらえて、案内して貰った
医務室には、怪我をしたと思われる一般兵が数人いた
ゾムさんに気づくと医務班らしき人がすぐに診てくれた
一般兵「出血は酷いものの、大丈夫だと思います」
「そうですか、良かったです、、、」
報告を聞いた時、体の力が抜けた
良かった、本当に良かった
一般兵「貴方も怪我をしておられるのでここにいてください」
「はい」
一般兵の人は、そういうとゾムさんを連れて奥の部屋に入っていった
恐らく、ちゃんとした処置をするのだろう
他の医務班らしき人に俺も治療をして貰った
手際がよく、教え込まれていることが分かる
仲間想いなこの国らしい
一通り終わったあと、俺は大先生に連絡を入れた
あちらがどうなっているか気になったから
【大先生?】
ut【あ、ショッピ君!なんか、、あった?】
【いえ、今どういう感じか知りたくて】
ut【今、、、今ね、しにがみさん、と一緒に、、運んでる】
【後どれぐらいで着きそうですか?】
ut【もう、ちょいで、、着くわ】
【そうですか、分かりました】
大先生はとても疲れているようだった
少しでも、早く着けるように会話はあまりしない方がいいだろう
話を通しておこうかな