(あれ?私、自分のこと嫌いなのに、なんで生きてるんだろう…)
「先生、私はなんで生きてるんですか?」
「貴方のお母さんが、紫音ちゃんを産んでくれたからだよ。」
「私は、しにかったんだ。」
「なんでそんな事言うの?」
「思い出したんです。今までの事。全部。」
「私は、人間が嫌い。言葉が嫌い。」
「優しいとか、賢いとか、完璧だね、とか。勝手に私の事を決めつけてくる人達が大嫌い!!」
「私が、代わりに事故にあったのも、心のどこかに死んでも構わないと言う気持ちがあったから!」
「私は、いてもいなくても、いい人間なの!!」
「ほんとに、、、こんな世界が嫌いだよ。」
「誰も助けてくれなくて、ただただ私の嫌いな言葉を発してくるだけ。」
「嫌だな。疲れた。」
「先生、私疲れたんです。もう生きている理由なんて分かりません。こんな私の話を聞いてくださってありがとうございました」
「…。」
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