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ラストです
ヤりません
下手くそです
ロウは、ショウの腕の中でじっとしていた。
二人の息遣いだけが、静かな部屋にほんのり響いている。
「……なぁ、ショウ。なんか、こうやってると…時間止まればいいのに、って思っちゃうな」
ロウがぽつりと呟くと、ショウは嬉しそうにロウの頭を撫でる。
「ロウくん……そんな素直なこと言ってくれるなんて、ずるいよ。もっと好きになっちゃうじゃん」
「……うるせぇな」
そうぼやきながらも、ロウはショウの胸に顔をうずめた。ショウの心臓の音が、ドキドキと速くなっているのが伝わってきて、なんだか自分まで幸せになる。
「ロウくん、ぬくもり……すっごく気持ちいい」
「おまえ、甘えすぎ……でも、まあ……いいけど」
ショウは笑いながら、ロウの髪をそっと撫でて、今度はおでこに優しいキスを落とす。
ロウも、小さく「ありがとう」と呟き、そっとショウの手を握り返した。
「……これからも、ずっと一緒にいてやってもいいぞ」
「もちろん。俺、ロウくんのそば、離れないよ」
薄暗い部屋のなか、ふたりはただ寄り添って、安心して、甘い時間を重ねていく。
名前を呼び合い、何度もキスを交わし、ぴったりとくっついて、お互いの体温と心の昂ぶりをたしかめあう。
その夜のぬくもりは、きっと誰にも邪魔されない、ふたりだけの秘密――。