テラーノベル
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『』⋯想像の中の言葉
「…また救世主気取りの偽善者が来たよ。」
「…」
街を歩くと度々聞く言葉。
あんな言葉じゃ傷つかないけど…、
聞く度に思うことがある。
願いを叶える為、欲しいものを手に入れる為に、他のやり方は無いのか。と…。
オレの欲しいもの、それは“誰かからの愛情”
オレは、誰かから愛されたいが為に十数年生きてきた。
『オ母サン!オ手伝イシタョ!』
最初はただ褒められたいが為にやっていた“いい事”
『えらいねぇ』
そんな言葉を貰う度、自分の中の承認欲求が増していくのを感じた。
『⚪︎⚪︎サンの所デオ手伝イシテキタ…。』
褒められたいと願う程、オレは盲目的になっていった。
『で、いくら貰ってきた?』
気付けば称賛の声も貰えなくなって、その頃には薄々気付いていた。
“オレは所詮道具なんだ”と言う事。
いつしかオレは愛されたいと願うようになった。
その後オレは、居なくなってしまった、“オレを愛してくれる人”を求めて旅を始めた。
これまでにも、愛してくれる人が現れることは数回あった。
だが、オレが承認欲求に溺れ“いい事”をすると、
途端に見る目が変わり、その人にとってオレは“都合のいい道具”に変わる。
そんな事を繰り返しながらも、オレは偽善者であり続けた。
“いい人”を演じるままごとの先に、欲しいものがある事を願って。
コメント
1件
ストック無くなりました終わりです。 筆が進まなさ過ぎてネタだけがどんどん増えていく...