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暗闇の中でずっと
光を照らされることもなく
ずっと閉じ込められていた僕。
お風呂にもはいらせて貰えなくて
身体が臭い。
外の世界に出るだけで虐められる
石や木を投げられて
身体が傷だらけだった。
僕の生きる価値なんて
もう何も無いのだと
そう思っていた。
君に出逢うまでは。
「大丈夫??立てる??」
君が声をかけてくれた時
溢れるくらいの涙が出た。
周りは男なんだから泣くなとか
言ってきたけど
涙が止まらなかった。
優しくして貰った事無かったから
でも君は
「男とか女とか関係ない」
と言ってくれた。
涙が止まらなくて
理由を聞いてくれた。
あの時の君との出会いが
なかったらきっと
僕は今も閉じ込められたまま
誰からの愛も受け取ることもなく
君との出会いもなかったと思う。
ありがとう。
僕を優しい光で照らしてくれて。
君の優しい光で照らしてくれて。
終わり