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深 / ラウールー 、 遅刻だぞー 、


深 / ラウー ?? いい加減起きろー 、






返事がしない … どうしたんかな 、









ガチャ




深 / ラウー … 、 え 、、






まだ寝ているはず 、 と思っていた ラウールの姿は そこにはなく 、 ただ 部屋が静まり返っていた






深 / ら 、 ラウ !? なんで 、 どこ 、 ラウール どこー ??


深 / トイレかっ !? 風呂か !? 冷蔵庫か !?!








深 / いない … なんで 、 てか 靴ない 、、


深 / … はっ 、 誘拐 、 家出 、?? …… いや

、 あんな 高身長を 誘拐出来るわけないか


深 / ラウールー 、、 お父さんなんもしないから 早く帰ってこーーい ( ぐすん








そして 、 俺は 彼のまだ暖かい布団の中で 静かに 寝てしまった













プルルルルルルル 、 プルルルルルルルルルル






深 / ふがっ …





やば 、 つい 温かさに負けて 寝てしまった…





深 / … ん? 店長から ??





ピッ






渡『 もしもし 、 深澤 、 今何時かわかるか ? 』



深 / えっとー … 18時 … え 、 18時 !?!


深 / やばいやばい 、 古着屋も 無断欠勤しちゃったし … おじいちゃん店長に 怒られる!!



渡『 全く … 早く来いよ 、 俺怒んないから 』



深 / あ 、 はいっ !!



渡『 それで 、 今どこにいるんだ ? 』



深 / えっとー 、 ベッド 、 あ 、 そうです! 実は ラウールが家出して 、 その寂しさで ラウールのベッドで 寝たんです !



ラ『 はあ!?俺のベッドで寝たの!?! 』



深 / えっ 、 今 ラウールの声が … !?!


深 / まさか 、 犯人は なべ店長 … !?!?!


深 / 待ってろラウ 、 俺が必ず 助け出すからな !!




ツー 、 ツー










ラ / … なんか 、 俺の父親が すみません 、



渡 / あ 、 いえいえ … 笑










深 / はあっ、 はあっ 、





急がないと 、 ラウールが !!!











ガラッ




深 / ラウールっ !!!



宮 / いらっしゃいませーっ 、



深 / …… えっ 、??



阿 / 深澤の私服はじめてみた !



宮 / でも私服と言うより … パジャマ? 笑



深 / なんで 2人がここに …



阿 / おい深澤 、 ( こそ


阿 / 店長に 一言あるだろ 、 ( こそ



深 / あ 、 はい ! 店長 !!



渡 / あ ??



深 / 誠に 、 申し訳ありませんでした !!!

( 土下座



渡 / … はあ 、 それはいいんだけどさ……


渡 / お前の息子だよ 、 問題は



深 / あ 、 そ 、 そうだよ ! 誘拐犯め !! あんな可愛い ラウールを 誘拐しやがって ! 気持ちはわかるけどさあ !!



渡 / 共感はするんだ 、






許せない !! 今すぐ なんとかして ラウールを 取り戻さないと !!






ラ / … 俺 、 別に誘拐されてないけど 、



深 / はっ … !!!






愛しの天使が … !! 目の前に … !!!








深 / うわぁ”ぁ”あ” よかったぁ”あ”あ”

( 号泣して 抱きつく



ラ / ちょ 、 くっつかないで …っ



阿 / 背でかぁ 、、



宮 / この人が 深澤の息子さんか …



ラ / … あのさ 、 俺 サプライズしようとしたのに なんで今日に限って 寝坊すんのよ



深 / だって ラウが いなくなるからだろ ?



ラ / それは …ごめん 、


ラ / …まあ 、 お父さん情けないけど 、 これは いつもの感謝の気持ち 、 受け取って

( 渡



深 / なんこれ ? プレゼント ??



ラ / うん 、 バイトして買った 、



深 / は ?? 俺の許可取らずに ??



ラ / え 、 なに 悪い ??



深 / 悪いだろ 、 せめて なんか言えよ



ラ / 一応いったよ ? 俺金貯めるって 、



深 / でも ポイ活とかだと 思うじゃーん



ラ / 残念でしたー 、 俺は古着屋でバイトして 貯めたお金ですー 、



深 / … ん 、 古着屋 ??


深 / もしかしてそれって … 駅前の ??



ラ / あそこの すんごいオシャレだよね 、 魅力にやられて 平日の夜は毎日2時間そこで バイトしてるよ 、



阿 / たしか 古着屋… って 、



宮 / まさかな 、、



深 / はあ 、、 よし 、 聞かなかったことにしよう 。



渡 / 開き直った … 。 まあ 、 とになくお前 さっさと 厨房入れ 、



深 / あ 、 はーい


深 / ラウ 、 俺の奢りで1杯飲んでけよ 、



ラ / じゃあ 、 お言葉に甘えて 、



阿 / ねえ深澤って いつもあんな感じなの ??



ラ / あ 、 はい 、 いつも うるさいです 笑



宮 / でも あいつは 努力家なんだよね


宮 / この前も 俺の職場で 料理練習して コメの研ぎ方とか 上手くなったんだよ



ラ / え 、 そうなんですか ! 俺そんなことも 知らずに 外食ばっかで …



阿 / たまには 一緒に食べてあげなよー? あいつ 寂しがってたよー ??



ラ / はい 、 そうしてみますっ









夜 12時





渡 / 深澤 、 先上がっていいぞ



深 / え 、 でも まだ混んでるし …



岩 / その前に 息子が 限界きてるぞ …



ラ / … ( うとうと



深 / あ、 そうだよな 、 眠いよな 、



深 / よーし 帰るか !!



宮 / じゃあ俺もお会計 、



阿 / ええまだ 飲み足りないよお 、、



宮 / いいからいくぞー 、














深 / じゃあまたなー 、



阿 / ばいばーーい



宮 / またね 、 2人とも











ラ / なんか … 今までごめんね ??



深 / ううん 、 俺こそ 優しくなれなくてごめん



ラ / …あのさ 、 これから お父さんって 呼んでもいい ??



深 / え !



ラ / まだ恥ずかしいから 家の中だけね !



深 / ありがとう! ラウ !!



ラ / 俺こそありがとう … お父さん 、

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